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安く買うための「T・E・M」
2011.07/17 (Sun)
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まぁ原価が限りなく不透明なのだから、それはそれで仕方ないね。
たとえそれがボッタクリのように思える価格でも、企業は利益を出してなんぼだし、
そのサービスを利用する人がいるのだから、一応市場価格としては逸脱しないレベルなんだろう。
消費者の立場として、価格の適正を見抜くのは非常に難しい。
難しいといっているのは、「企業の適正を見抜くこと」に対してである。
つまり、企業が利益を妥当な程度で得ているのか?暴利をむさぼっていないか?という点である。
しかし、改めて考えると、
モノを買うときに、この視点に立つのはおかしい。
買うのは自分、つまり消費者であって、モノを買うなら消費者の視点で考えなくちゃあいけない!
参考エントリー:
□家電量販店のスマートフォン設定料金が凄い 「Twitter1000円」「Skype1500円」
□家電量販店のスマートフォン設定料金が更に過激化! 「テザリング3800円 アプリ導入5700円」

高い安いは個人の判断で
参考エントリーのタイトルが、
スマートフォンの設定価格が "高い" ではなく、"凄い" になっている点。これが大切。
高いか安いかは、結局個人の判断なんだ。
誰かに決められることじゃあない。
ましてや、企業が適正な利益を得ているかどうかなんて関係ない。
自分はお金を払って、モノを手に入れる。
これが等価交換であったら、その価格は適正だ。
払ったお金以上の価値があるモノだと "自分が" 感じたのなら、それは安い。
オレの身近であった話しをしよう。
オレの後輩で自転車好きなヤツがいるんだが、そいつが買った自転車が40万ぐらいするらしい。
それを聞いたオレは「たっけぇ!」とビックリしたもんだ。
でも、買った本人はホクホクと笑顔である。
そりゃそうだ。
オレはそんなに自転車に興味がないから、40万を払うだけの価値があるとも思えない。
でも、その後輩にとっては妥当な価格なんだろう。いや、安かったとすら思っているかもしれない。
逆に、オレが最近買った時計は10万を超える値段だったけど。
それを聞いて「たっけぇ!」と驚く人もいると思う。
時計が大好きなオレでも、決して安いとは思ってない。
けれど、決して高いとも思っていない。
それだけの価値があると "オレが" 思っているのだから、その価格は適正なんだ。
サービスでも物体でも、高い安いの判断は自分のものさしで測るようにしよう。
他人の評価に踊らされてしまうと、せっかく買ったのに後悔ばかりしてしまうハメになってしまうよ。
額面だけをみて、安易な判断をしないようにしなくちゃね!
安い買い物をするためには、そのモノを知る必要がある
ここまで話したとおり、高いか安いかは自分の判断であってこそ。
そのためには、それがどういうモノかを知らなければ判断はできないね。
例えば、参考エントリーの「Twitterの設定を¥1,000で行うサービス」。
これは、オレにとっては高いと感じる。オレがTwitterの設定について知っているからだ。
Twitterの設定なんて、アカウント取ってクライアントをインストールするだけでできるし、
それが全部無料でできるってことも知ってる。だからオレは高いと感じる。
でも、スマートフォンを全然知らない、Twitterを全然知らない人にとっては、判断がつかないだろう。
Twitterというサービスがなんなのかが分からなければ、自分にとって必要なのかどうかも分からない。
企業のやり方としては、「めんどくさそうな作業に感じさせてる」ことも戦略だし、
「それを幾らかのお金で解決しますよ」ってのも戦略だ。
消費者は賢くあらなければなければならない。
判断基準は→T・E・M
モノを知ることはできても、
それが自分にとってどういう役に立つのかが分からなければ判断できないよね。
そこで、人はどんなときにモノを買うのかって言うお話。
モノを買うってことは物質やサービスを手に入れることだけれども、それはあくまで方法を手に入れただけ。
人が何かモノを手に入れるときは、
そのモノを使って、なにかしらの欲求を解消したいからなんだ。
そのために、みんなお金を払ってる。
そのなにかって言うのが、T・E・M。
□ Time(時間)
→時間を短縮したい。できるだけスグに結果が欲しい。時間をかけたくない。
インスタント食品なんかが、これの典型的なモノ。
□ Effort(努力)
→できるだけ、楽をしたい。辛いことを避けたい。
Twitterの設定サービスは、これにあたるね。
□ Money(お金)
→お金を節約したい。または、お金を儲けたい。
エアコンの買い替えなんかは、これにあたるかな。
人がお金を払ってでも手に入れたい欲求は、大きくこの3つになるんだ。
この3つを判断基準の一つにすると、無駄な買い物・高くて後悔するような買い物をへらせる。
なにかモノを買うときに、どの欲求をどれくらい解決してくれるのか?
その為に、いくらまでであったらお金を出してもいいと思うか?
これが、モノを買うときの一つの判断基準になるよ!
最後に・・・
モノを買うときに、他人の価値観で判断すると、きっと後悔する。
そうではなく、自分の判断でモノを買うことが、結果的には安い買い物をすることに繋がるんだ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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