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一生モノの時計を買ったわけ
2011.07/12 (Tue)
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とまぁ、一生モノと言ってもね。フランクミュラーほど高いわけでもない。まぁまぁいいとこって感じの値段だけど。それでも貧乏性の自分にとっては一世一代の大きな買い物だったわけだ!
じゃあなんで買ったのか?今の気持ちを忘れないためにも、ここに書いておこうと思う。
自分の子どもに譲り渡せるもの

今まで自分は、ロンジンの時計を身につけていた。黒の革ベルトに、白地で金の枠。たいへんなお気に入りだった。だって、親父から譲り受けたものだったから。
社会人になる前から少しずつ着けはじめ、この3年間は每日かかさず着けてきた。
ただ、ふと思ったんだ。自分も大人になって、息子に譲り渡せるようなものをひとつでも欲しい、と。それは、今じゃなきゃいけないものではないかもしれない。けれど、今じゃなくちゃいけない理由もある。
これはオレの性格みたいなもんなんだけど。モノに対して縁とか思い出をつけたがるんだ。だから、気に入ったものはトコトンまで使い続けて、いろんな思いを蓄積させていきたいって思ってる。なんだろうね。物質なんだけど、生き物みたいに思ってるんだ。相棒って言った方がしっくりくるかな。
だから、息子に譲り渡すなら、新しいピカピカの時計をあげるのは嫌なんだ。もっと、自分の歴史を刻んできた相棒を渡したい。おおげさだけどね(笑)
モノはいつか壊れる。永遠なんてこの世にはないことも分かってる。でも、だからこそいつまでも寄り添っていきたいと思えるモノを身につけていたい。
自分を追い詰めるため

オレは結構、形から入る人間でね。なにかを始めるとなったら、まずはそこそこの道具を揃えてしまう。(だから小物がやたら増えるんだ・・・)小さい頃からそんな性格だったから、あんまり気にしていなかったけど、これにはちゃんとした理由があるんだと最近思い始めた。
それなりの道具を揃えちゃうと、もうやるっきゃなくなるんだ。貧乏性な性格も相まって、手にしたものを無駄にするなんて絶対に許せない。だから、道具を揃えると、なにがなんでもそれを使いこなしたくなる。iPhoneもそんな感じだった。「楽しそう」の一心で買って、そのあとは狂ったようにいじり倒してた。
時計も同じなんだ。これを手にしたからには、もっと自分は一人前にならなくちゃいけない。道具に使われるのではなく、オレが道具を使いこなせる人間にならなくちゃあいけない。そんな切羽詰った状況を無理矢理にでも作らないと、オレは行動しないから。典型的な、尻に火がついて爆発的な力がでるタイプだから(笑)
いつでも安らぎと高揚を手に入れられる道具

昔から時計って大好きだった。一秒を刻む音を聞くと、無性に癒されるんだ。・・・オレだけかなぁ。
社会人になって、仕事をするようになって思う。肌身離さず着けていられる装飾品って、やっぱりしか時計ないんだよ。だから、そこには最高の愛着を持たせていたい。
最高の愛着があるからこそ、それを身につけているだけで気分が高揚する。テンションが上がる。安心する。落ち込んだときに、支えになってくれる。そこまで言うと、言い過ぎな感じがあるかもしれないけど、お気に入りってそういうもんでしょ?
女の子なんて特にわかるんじゃないかな?お気に入りの香水をつけると、それだけでやる気が湧くって聞いたことがある。勝負下着なんて言葉があるぐらいだから、やっぱりお気に入りの力は強いんだと思う。
踏ん張りどころで、あとほんの少し背中を押して欲しいってとき、道具に頼るのは決して悪いことじゃあないと思うんだ。
あまりにもテンションが上がりすぎて、ざらざらと書いてしまった(笑)
人の物欲って、底がないと言われる。でも、本当にそうかな~って思うんだ。本気で気にいったもので、本気で好きになったものは、どこまでいっても好きなんだと思う。中途半端に妥協するから、「あれも良い、これも良い」ってなってしまうんだと思う。
本気のお気に入りは、若いうちだからこそ手に入れるべきだと、オレは思うよ!
ちなみに今回買ったのは、ジラールペルゴという会社のクロノグラフ。スイスの時計なんて初めてだから緊張しちゃう!笑

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