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うまい提案は世渡りのコツ
2011.07/04 (Mon)
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提案とは、他人に意思判断を求める行為である。
では、その提案を自分の希望通りに説得するに必要な事は?それが、ロジカルプレゼンテーションである。ロジカルと言う道具を使い、プレゼンテーションする事である。
そして、じつは提案は、日常生活に溢れているものだった。

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日常にひそんでいる提案の場
「明日の待合せ、7時でいいかな?」
「バイト代わってもらいたいんだけど・・・」
「新しい商品を開発した方が良いと思うのですが、いかがでしょう。」
挙げだしたらキリがないのでこの辺りで。
これに類似する事柄は、あなたの周りにも起こり続けている事だ。
そして、当然この次には「何故?」が発生する。
これが親しい友人なら、あまり説明や理由は必要ないかもしれない。そこに論理性がなくても、納得してくれ、意思判断をしてくれる事だろう。
しかし、これは例外的だと考えて欲しい。
提案をする相手は親しい友人ではないケース、むしろ説得が困難な気難しい相手である事の方が圧倒的に多いのだから。だから、論理的思考が必要なのだ。
価値観、育った環境、常識、正しさ、大切な事柄。これらが自分と同じ人間など、存在しない。
だからこそ、必要となるのだ。どんな人を相手にしても思いを伝える力、論理的思考、適切なプレゼンテーション能力が。
本書の概要
本書では、「どうしたら、誰を相手にしても提案を通す事が出来るか?」をわかりやすく解説している。
骨組みはこの4項目で、ストーリー仕立てで順番に解説・指南してくれる。
(1)論理的思考
(2)仮説検証力
(3)会議設計力
(4)資料作成力
(1)と(2)は「考える力」で、(3)と(4)は「伝える力」である。
「伝える力」に関しては、さして新しさは感じなかった。
プレゼン指南をしている書籍は、世の中いっぱいかるからね。
例えば「マッキンゼー流プレゼンテーションの技術」など。むしろこちらの方がボリューム・内容的にも勉強になるんじゃないかな。
この本での読み応えは、「考える力」の部分。
つまり、「論理的思考」と「仮説検証力」の2点にある。
「提案力」はなぜ必要か?
提案力は、別になくても生活に困らないかもしれない。
多くの人にとっては、いまの自分の生活に対して不自由だとか不十分を感じないかもしれない。その理由は、ひとえに、知らないからだと思う。
それを知らなくても死にはしないし、生産力を上げなければならないとも感じないだろう。
ただ、私はそれを残念に思う。また、知らない事は罪だと思う。
何故なら、知らない事で損をする事柄は山ほどあるのだ。
例えば、医療関係でかかる費用がそうだ。ある条件下では支払いが免除されるのに、知らない・自己申請をしないが故に余計な負担を背負っている人が山ほどいる。
(例えば、高額医療費制度。みなさん知っていますか?)
論理的思考も、それに似ている。
なくても取り急ぎ困ったりはしないだろうが、身につけなければ損をする。
身についていなければ、相手に自分の気持ちや要求が伝わらず、交渉も上手くいかない。それによって自分の人生の舵取りを他人に委ねなければならないケースもあるだろう。
それはやはり損だ。
人生を豊かに過ごしたい。これは万人が望む所だろう。
この本は、そんな人の願いを少しばかり手助けしてくれるかもしれない。
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