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いびつでも、綺麗な言葉を
2011.06/26 (Sun)
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頭に届く言葉と、心に届く言葉。
大きくこの二種類があるわけだ。
それぞれがもちろん大事で、両方とも必要なんだけど。
それぞれが違う性質をもっているってのは知っておいた方がいい。

頭に届く言葉
論理だっていて、順序だっていて。
言われた方はあまり考えないで理解できる。
それが、頭に届く言葉。
使われるのは、おもに報告とかだね。
状況とか事実とかを、間違いなく相手に伝える場合はたいせつ。
あまり相手を動かす必要のない場合に使うことが多い。
心に届く言葉
心に届く言葉とは、相手の感情を揺れ動かす言葉だ。
これは、頭に届く言葉では決してできないこと。
頭に届く言葉は、キレイだ。
聞いている方はすんなり入ってくる。
理解するのは簡単だ。
心に届く言葉はそれとは逆で、あまりキレイじゃない。
秩序立ってはないし、支離滅裂なことだってある。
話題はいろんな方面に飛んでっちゃうし、これじゃあ聞いてる方もあたふただよ。
でも、心に届く言葉っていうのは、力強い。
言霊が宿ってる、っていうのかなぁ。
話している人の感情や信念や、そういう想いがすべて乗っかってくる。
大切にしたい言葉
それぞれ、一長一短。
使いどころが違うんだ。
でも、生きているうちに大切にしたいのは、心に届く言葉だと思っている。
まぁ最近そんな経験をちょっとしたわけだけなんだけど。
さっき言ったとおり、頭に届く言葉はキレイだ。
だけど聞かされた方は、
だからなに?
って感じる。
受け入れるのも簡単だけど、ささっと抜けていってしまうんだ。
それっていうのはつまり、人を動かせない言葉なんだ。
例えば単純な話でいうと、人に謝るとき。
「申し訳ありませんでした」っていう言葉は、謝罪の意味をもっている。
でも、許してください!って気持ちは伝わるだろうか?
この言葉を聞いて、相手の気持ちは揺れ動かされるだろうか?
経験から言うと、全然ダメ。
相手はピクリとも動かない。
それよりも、一言「ごめんなさいっ!」。
こっちの方が強く伝わる。
琴線に触れるとも言うね。
この言葉のほうが、相手の気持ちを変えられる。
いびつでも、綺麗な言葉を
心に届く言葉は、とってもいびつだ。
順序はバラバラ。要点もまとまらない。聞かされる方は理解するのにてんてこまいだ。
まるで、難解なパズルをとかれてるみたい。
でも、心に響く綺麗な言葉なんだ。
相手の心がみえて、すがすがしい。
裏表がない直球で素直な心がみえてくる。
この事を気づかされたのは、ある友人がいたから。
その友人曰く、
小さい子のほうが素直な言葉で話してくるから伝わりやすい。
大人になって忘れかけてる人がいたら、取り戻してほしい。
いびつでも、綺麗な言葉を。
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