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今日から実践できる、ブレインストーミングを効果的に行う3つの方法
2011.06/05 (Sun)
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アイデアの捻出方法は数あれど、
正しい方法でやらなければ効果は半減してしまいます!
先日、ブレインストーミング(以下:ブレスト)のセミナーに参加してきました。
そして気づかされた!
「オレは今まで、間違ったブレストを行っていた!」と。
オレの時間を返して~
・・・と嘆くより、このタイミングで気づけたことに感謝ですね。うん。
そこで今回は、正しいブレストの方法と効果についてお伝えします。
目次は、以下の3項目。
■ブレストを行う時の4つのルール
■二段階ブレスト
■複数の自分とブレストを行う
では、参りましょう!

■ブレストを行う時の4つルール
ブレストを行うとき、やぶれかぶれに行っても、効果は得られません。
これは、一人でも行う時も、複数の人間で行う時も同じ。
正しいガイドラインがあってこそ、初めて効果が得られます。
そのガイドラインは、この4つ!
[1] 判断遅延
[2] 突飛さ歓迎
[3] 質より量
[4] 他の人に便乗
まぁ、ガイドラインと言っても、心構えに近いですかね。
では、一つ一つ説明していくよ!
[1] 判断遅延
思いついたアイデアに対する判断は、後に行うべし!ということです。
ブレストを行っていると、次から次へとアイデアが浮かびます。
直感的に「(・∀・)イイネ!!」と思うものから、「糞の役にも立たなそう」と思うものまで様々。
でも、
出てきたアイデアを一々評価してはいけない!
一番恐れなくちゃいけないのは、「リズム」を崩すこと!
出てきたアイデアにマイナスの評価「批判」をしてしまうと、それだけでリズムが狂います。
ただし、プラスの評価は大いに結構!
リズムを盛り上げるのに役立ちます。
誰だって「おっ!それ面白いじゃん!」って言われたら、良い気分でしょ?
わたしなんかは最たるもんで、
そんな言葉をかけられたら小躍りするほど嬉しくて、「もっともっと!」ってなりますもん。
アイデアを発想するためのリズム作りが大切。
その為には判断を後回しにして、
まずは頭の中のモノをドンドン表面化していきましょう!
[2] 突飛さ歓迎
素っ頓狂とも思える考えが、
ふと思いついたり、他の人から漏れ聞こえたりします。
それを、受け止めましょう!ということです。
発想というのは、連鎖なのです。
使えないアイデアだと思っても、
そのアイデアをちょっと変化させるだけで、素晴らしいアイデアに昇華したりします。
それは何故かと言うと、突飛さとは「新規性」だから。
ブレストをしている元々の理由は、今まで思いもつかなかったアイデアを出すこと。
つまり「新規性」というのは大いに歓迎するべき対象なのです!
[3] 質より量
思いつく限り、頭の中を出し尽くしましょう!ということです。
ブレストを行ってすぐは、ポンポンと発想が出てくると思います。
だけども、その発想のほとんどはインフォメーション、
つまり過去に得た情報である可能性が高い。
従って「新規性」が薄い発想である可能性が高いのです。
そして、その壁をぶち破った先にこそ、新規性の高い発想が待っているんです!
壁にぶち当たったとき、そこにはサインがあります。
それは、「苦しい」というサインです。
「オレもう限界。もう出し切った。」と感じる。それが壁です。
その壁をぶち破る方法は単純。
「そこから、さらに10個アイデアをだす!」と決める事。
ある意味では根性勝負。
10個、何がなんでも発想する!
これこそが、発想を独想へと導く手段です!
頭の中を出し尽くして「限界っ!」と思ったその先に、素晴らしいアイデアは待っています。
[4] 他の人に便乗
他人の意見・発想に対して、ちょっとした変化を加えていこう!ということです。
発想は連鎖です。
そこに、ほんの少しの変化を加えただけで、それは新しいアイデアになる。
例えば、「5」を「6」にするとか、ホントその程度。
それで良いんです!
ほんの少しの変化を、4回5回と続けていけば、
最初に思いついたアイデアとは全く違うアイデアに昇華されています。
一つのアイデアから、数珠つなぎに広げてこう。
以上4つが、ブレストを行う時に重要なガイドライン。
前にも書いたとおり、ルールというよりは心構え。
何よりも重要なのは、リラックスした気持ち。自由な発想。
制限をかけずに、どんどんアイデアを出していきましょう♪
上記4つは、それを効率的に引き出すためのガイドラインでしかないですよ!
■二段階ブレスト
ブレストの際に気をつけたいのは、
「What」と「How」を混在してしまうこと。
ブレストを行う意味は、「課題に対する解決案を発想する」事です。
課題の解決には大きく2つのアプローチがあります。
1)まず最初に「新規性・魅力(What)」を発想し、
2)その後に「実現性(What)」に発想する。
この2段階のアプローチが基本ですが、
ブレストを行っていると、
この2つを混合してしまい、まとまりを欠くことがあります。
複数人でブレストを行っていると起こりやすいのですが。
「どんな解決案が効果的か?」を話しているのに、
「その解決案に対しては、こういう方法が取れる!こうすれば実現できるよ!」ってアイデアも出てくる。
それを解決するために、各段階毎を明確に区切ると良い。
時間で区切るのがベターでしょう。
「これから25分は、解決案に注力しましょう!
解決案に対する実現性・実現方法については、その後行いましょう。」と言った具合に。
集中することは、その他を削ることに等しい。
余計な物は極力削りとって、
求めるテーマに注力することを意識しましょう!
■複数の自分とブレストを行う
ブレストは、複数の人間と行うとより大きな効果を生みます。
「三人寄れば文殊の知恵」とは良く言ったものですが、これは事実なのだそう。
それが専門的な内容であっても、
素人4人が集まって知恵を出しあうと、7割ぐらいは網羅してしまうんだとか。
ただし、複数でブレストを行えない場合だって多々あります。
そういう時は、どうするか。
そんなときは、過去の自分との対話が有用だったりします。
過去の自分は、今の自分とは別人です。
これは、持っている知識や考えるフィールドが違うので。
それでいて、感性は自分と似ているので、良い刺激になる。
なんともブレストには最適な相手ではないですか!
自分の過去のブログエントリーを読んだりすると、
「ほぉ、良いこと書いてあるじゃん!」なんて思うことも、ありません?
オレだけ?笑
ですから、
普段から過去の自分を積み上げておく事が重要。
最近流行りのLifeLogでも良いですし、日記でも良いですし。
わたしの場合は、Evernoteに何でもポンポン詰め込んでいます。
自分だけの運用形式を習慣化しておくと、いざって時に役立ちますよ♪
ブレストは、正しく行わなければ、その恩恵を十分に得られません。
ルールは思考を縛り付けるのではなく、指針を示してくれる。
正しいルールに沿って行えば、知識の外にある知恵を引きずり出せるのですよ♪
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