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Macのデスクトップスペースを使いこなす。アプリの特性に合わせた割当て設定とは?
2012.04/02 (Mon)
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MacのOSがLionになって久しいですね。その中でも私が結構気に入っているのが、デスクトップスペースを増やせること。
”Spacesの方が便利だった!” という話をよく聞きますが、私はこのデスクトップ設定が好きです。
ただ、使い道が分からなかったり、なにが便利なのかが分かりにくいという声があるのも事実。
そこで、このデスクトップスペースの活用について、お話ししようと思います。
■デスクトップスペースにアプリを割り当てる
まず、デスクトップスペースの増やしましょう。
Missionコントロールを起動して、画面右上にカーソルを当てます。すると+マークがでますので、これをクリック。最大で16個のデスクトップスペースを作れます。

さて、このデスクトップスペースをどうやって活用するか。
そのためには、各アプリケーションを、どのデスクトップスペースで使用するか。その割り当てを決める必要があります。
つまり、「ウェブブラウザは1番目のデスクトップのみで使用する」とか、「メーラーは全てのデスクトップスペースでも開けるようにする」とか。そういった "アプリ毎の割り当て" を設定するのです。
このアプリケーションの割り当ては、大きく3つの割り当て方があります。
1.全てのデスクトップスペースで使用する
2.使用するデスクトップスペースを固定する
3.起動したデスクトップスペースで使用する
これらの設定はそれぞれに特徴的な挙動をするので、アプリケーション毎に適切な設定をする必要があります。
それでは、それぞれの設定で、どんなアプリケーションを割り当てるのが最適かをご提案します。
なお、この設定の方法はカンタン。
Dockにあるアプリケーションを右クリックし→オプション→割り当て先にて可能です。一度割り当て設定を行ったら、そのアプリケーションをDockから外しても大丈夫です。

■すべてのデスクトップスペースで使用する

設定で「すべてのデスクトップ」を指定すると、そのアプリケーションはすべてのデスクトップスペースで表示されます。
つまり、デスクトップスペースを1に移動しても2に移動しても関係なく、どの画面でもそのアプリが表示されるのです。
これは、瞬発力系のアプリに設定しておくと便利です。
例えば私の場合、メーラーである「Sparrow」やTwitterクライアントの「echofon」、メモ系の「ATOK Pad」などです。
どの画面で作業をしていても、すぐ確認・すぐレスポンスができるようにするためですね。いちいち画面の切り替えをしたくないアプリには最適です。


カテゴリ: 仕事効率化, ユーティリティ
販売元: Sparrow - Sparrow SARL(サイズ: 13.2 MB)
全てのバージョンの評価:







カテゴリ: ソーシャルネットワーキング, ユーティリティ
販売元: naan studio, Inc. - naan studio, Inc.(サイズ: 2.2 MB)
全てのバージョンの評価:





■使用するデスクトップスペースを固定する

この設定では、アプリ毎にデスクトップスペースを固定してしまいます。「このアプリはデスクトップ2でのみ表示。これは4だけ。」って感じで、1:1の設定です。
これは、集中系のアプリを設定しておくと良いでしょう。つまり、画面いっぱいにアプリ画面を起動して、集中して作業をしたいアプリ。
私の場合は、ウェブブラウザである「Google Chrome」をデスクトップ1に、「Evernote」はデスクトップ2に固定しています。
マインドマップなどの思考系アプリも、この設定にしておくといいでしょう。画面を広々使いたいアプリですからね。
もちろん、これらのアプリを行き来することもあります。その場合は、デスクトップスペースを隣接させることで、移動の手間を減らすようにしています。


カテゴリ: 仕事効率化
販売元: Evernote - Evernote(サイズ: 21.6 MB)
全てのバージョンの評価:





■起動したデスクトップスペースで使用する

これは、起動したデスクトップでアプリを使用する設定です。
例えば、デスクトップ1で「AppStore」を起動したとします。すると、デスクトップ2や3では表示されません。アプリを終了するまでは、デスクトップ1に常駐します。
これは、一時的使用系のアプリを設定するようにしています。
例えば、画像を編集する「Skitch」や、「AppStore」「iTunes」などの買い物系アプリ。
必要に応じて随時起動しますが、いつまでも起動しておくものではなく、使い終わったら終了させるアプリです。
これを逆に「Evernote」などの常駐アプリでこの設定にしてしまうと、どうなるか。アッチに行ったりコッチに行ったりと、デスクトップ間の移動が頻繁になってしまうんです。
ですので、使い終わったら終了するアプリがベター。この設定しておきましょう。
なお、なにの設定もしていないアプリは、デフォルトではこの設定になっています。


カテゴリ: 仕事効率化, グラフィック&デザイン
販売元: Skitch - Skitch Inc(サイズ: 5.7 MB)
全てのバージョンの評価:





■私のデスクトップ設定
複数のデスクトップを使いこなせれば、Macでの作業は格段にスムーズになります。ひとつひとつのアプリの特徴や自分が使うシーンを考えて、適切な設定にしておくと作業が捗りますよ。
さて、最後になりましたが私の設定をお話します。
私は、デスクトップスペースを3つ使います。
デスクトップ1が、ウェブブラウザ(GoogleChrome)専用デスクトップ。
デスクトップ2が、Evernote専用デスクトップ。
デスクトップ3が、その他の作業スペースです。
GoogleChromeとEvernoteは、それぞれのデスクトップで固定します。
そして、Twitterアプリの「Echofon」とメーラー「Sparrow」を、すべてのデスクトップスペースで使う設定にしています。これで、メールの返信やTwitterが素早くできます。
Finderやシステム環境設定、iTunesやAppStoreなどは、デスクトップの指定をしません。使ったらすぐに閉じてしまいますので。
よく使うのは、断トツでGoogleChromeとEvernote。ですので、贅沢にデスクトップを使っています。また、SparrowとEchofonも常駐させます。
この4つを常に起動しつつ、あとのアプリは適時使用。こんな感じですね。ご参考になれば幸いです。
■あとがき
Lionがでた当初は、賛否両論ありましたね。Spacesがなくなって残念がった方も多いかと思います。
ですが、私は結構好きですよ、このデスクトップスペースというアイデア。トラックパッドを使えば、それぞれのアプリの移動もサクサクっとできますし。1台のパソコンでいくつもの画面を持てるってのは、使っていて気持ちいいです♪
画面を狭苦しくなく使えて、ストレスフリーな設定を見つけてみてください!
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