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アイデア=真実の再構築
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事実と真実。
この二つは、
鏡に映る姿のように似ているようで、
リンゴとオレンジぐらいの違いがあるんだ。
そして、
その違いが分かると、今度は新しいアイデアを発想できるようになる。
*事実と真実の違い
事実とは、あるがままの姿。
誰の解釈もなければ意見もない。
真実とは、カメラのファインダー越しに見る世界。
レンズを通してみた世界は、誇張され、歪曲される。
どちらが良い悪いはないよ。
ただ、今自分が見聞きした現実は、はたして事実なのか真実なのか。
その判断をしないと、危険ではあるんだ。
いや、ちょっと違うかな。
真実の中に事実を見つけ出す事が重要なんだ。
それは、
世の中のほとんどは真実で語られてるからなんだ。
*真実の中に事実を見つけ出す
例えば、日常会話の中で。
「昨日の雨、メッチャ凄かったよね!土砂降りでさ!
久しぶりにあんな大雨にあったよね~」
この話の中に、事実は「昨日雨が降った」としか分からない。
大雨、土砂降り、久しぶり・・・
それは話している本人が感じたままに話しているだけで、なんら事実が盛り込まれていない。
「大雨」はどうかは個人の感覚だし、「久しぶり」の解釈だって人それぞれ。
でも、
会話ってそんなもんだ。
むしろ事実だけを羅列した会話なんて、なんの面白みもないよ。
「2月7日の大阪は一時間に40mmの雨が降ったよね。
過去一ヶ月の記録を見ると、20mmを超えた雨はなかったんだ。」
・・・何このうんちくマニア。
会話にはその人の解釈があって、
その人の言葉で語られるから、
その人の人間性が滲み出て面白みがある。
だから、大切なのは事実を語る事じゃあなくて、事実と真実の違いを認識して、分ける事。
それが出来るようになったら、次は「真実を再構築」する事だ!
*アイデア=「真実の再構築」
アイデアが凡庸で終わらないためには、人と同じじゃあダメなんだ。
人と同じじゃあ、そのアイデアは使い古された二番煎じ。
なんの発見も面白みもない。
人と違う、画期的なアイデアを見つける
そのためには、
「真実を再構築する」ってことが重要なんだ!
つまり、
「真実→事実→新しい真実を見つける」ってこと。
さっきも言った通り、世の中のほとんど全てのことは真実なんだ。
どんなものを見ても聞いても、その中には絶対に自分の解釈が入る。
自分の瞳のレンズを通してじゃないと、人は現実をみられないんだ。
そして、そこから事実を抜き出すことが重要だと言った。
真実を抽出して抽出して、そこから出た事実と言うエキスを取り出す作業。
そしたら次は、そのエキスを使って料理をすることだ!
抽出する前の真実は、抜け殻になって、もうそこにはない。
有るのは事実のみ。
その事実を、今度は違う見方・聞き方・使い方をして、真実を見つける。
これが、アイデア発想の基本!
さっきの雨の会話だったら・・・
「昨日凄い雨だったけど、日本全国雨って訳じゃないみたいだね。
ってことは、どこかに雨の切れ目があるはずなんだ。
その境目は、どうなってるんだろうな~。
きっと、今まで見た事ないぐらい神秘的なんだろうな♪」
アイデアには、今まで考えもしなかった独自の視点が必要になる。
そのためには、
1)事実と真実を区別する。
2)真実を捨て去る。
3)新しい真実を組み立てる。
この3つのステップが重要。
逆に、このステップさえ踏めば、
誰も思いつかなかった画期的な発想ができるようになるよ!
参考:
IDEA*IDEA「リスをスローモーションで撮った映像が・・・かわいすぎる!」
