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【Evernoteが続かない3つのメンドクサい】第2話:整理整頓がメンドクサいを解消する。
2012.03/03 (Sat)
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それは、
◇メモするのがメンドクサい
◇整理整頓がメンドクサい
◇ノートを探すのがメンドクサい
この3つです。
前回は「メモするのがメンドクサい」を解消するために、私がやっていること・気を付けていることを紹介しました。
【Evernoteが続かない3つのメンドクサい】第1話:メモするのがメンドクサいを解消する。 / あなたのスイッチを押すブログ |
今回は第2話、整理整頓のメンドクサさを解消していこうと思います。
キーポイントは、ノートブックの使い方。
■整理整頓の流れ
整理整頓の流れについては、以下のとおりです。このステップが少なければ少ないほど、手間が少ないため、整理が楽になります。
◇Inboxにノートが流れこんでくる
↓
◇(必要であれば)ノートに加筆する
↓
◇(必要であれば)タグを付ける
↓
◇所定のノートブックに入れる
このような流れになります。
2と3のステップについては、必要に応じてやります。つまり、必要がなければ、入ってきたノートは所定のノートブックに入れるだけ。
つまりノートを所定のノートブックに入れたら整理整頓は完了となるわけです。
そして、整理整頓のメンドクサさの根本はココ。
つまり、「このノート(情報)は、どのノートブックに入れるべきか?」。これに迷いが生じれば、それだけInboxをカラにするのに時間がかかり、メンドクサいと感じるのです。
■ノートブックをどれだけ作るか
私はノートブックをいっぱい作る派です。
ノートブックを最小限に抑えて、検索機能に頼る方法もあります。これはHAYAさんがやっていて、なんと3つのノートブックしか使っていないのだそう!これはスゴい。
Evernoteだってシンプルに3個のノートブックで誰でも活用OK | HAYA技 |
でも私は、「入ってきた情報の種類を適切に分類できるのであれば、ノートはいくら作っても乱雑にならない」と思っています。
ただし、だからと言っていきなり大量のノートブックを作ることはオススメしません。
最初は4~5コぐらいのノートブックを作って、そこから徐々に増やしていくとスムーズです。
そうじゃないと、「このノートは、どっちのノートブックに入れようか?」という迷いが出てきてしまいます。これがあると整理にメチャクチャ時間がかかってしまうんです。
「こういう種類のノートはひとまとめにして、見返しやすくしといた方がいい。」そう思えるのは、Evernoteを使って少し時間が経ってからになるでしょう。
■入ってくるノートの種類を理解する
Evernoteに入れる情報の種類を理解するのは大切。
どうやって分けていくのが適切かは、使い方によって違ってきますが、例えば私の場合は、以下のように大別できます。

◇残しておきたい情報
・チェックリスト
・名言集、お気に入りのツイート
・生活情報(ワイシャツのサイズ、行きつけの歯医者の情報など)
・読んだ本の備忘録
・もらって嬉しかったメール
・名刺
などなど

◇ライフログ
→自分の行動についての記録
※「残しておきたい情報」と違うのは、行動の主体が私であること。「残しておきたい情報」は、他人の行動であったり、行動ではない単純な情報だったりします。

◇将来起こしたい行動・夢
→「Somedayノート」「Wantノート」と呼ばれる、この先やりたいことをまとめたものです。

◇ブログアイデア
→ブログのネタになりそうなアイデアを貯めておきます。

◇ウェブクリップ
→インターネットからの情報です。

◇仕事の情報
→仕事についての情報です。お客さんへの対応の記録なんかがメイン。

こんな感じで、入ってくるノートの情報の種類を大別しています。
■線引きをする上で助けとなるトリガー
私は以上のような分け方をしています。この分け方で私は自分の中でハッキリと線引きができていますが、それは誰にとってもそうであるとは限りません。
自分なりの線引きを持つことが大切です。
そこで、その線引きの役に立つトリガーを少しお話します。
◇未来に行動が必要か、過去の記録か。
Somedayノートとライフログは一致しません。これからの行動の役に立つのか、行動の記録かはハッキリ分かれます。
◇情報のソースがどこか。
Twitter・メール・ウェブクリップなど、その情報を取得したソースで分けるのも良いです。
◇自分のどんな役割での情報か。
人はいろんな役割を持っています。友達・家族・恋人・会社員・ブロガーなどなど。その役割毎に必要な情報は違ってきます。私の「ブログアイデア」「仕事の情報」はこの分け方ですね。
◇自分の生活に関する情報
ワイシャツのサイズ・頂いた名刺など、生活に関する情報は、まとめておくと便利です。
※参考記事:Evernoteを4年使って「本当に入れておいて良かったもの」12選 / iPhone女史
■ノートブックさえ決まっていれば整理は終わり
自分でノートの種類を分けるときに大切なのは、重複しないこと。自分の中で明確な線引きができないのであれば、それはノートではなくタグを使用するべきです。
そうでないと、「このノートはどこに入れるべきか?」と悩む時間が生まれてしまいます。
逆に言えば、先述したとおり加筆やタグ付けが必要ないなら、ノートブックに分け入れたその時に、整理は終わります。
ですので、Inboxに入ってきたノートをキレイにジャンル分けできる仕組み、「ノートブックの使い方」が明確なのであれば、整理整頓はそこまで苦労する作業ではありません。
■タグは「まとめたい情報」として付ける
ノートブックを使うのは、その情報の種類でわけると、見返すときに便利だからです。
「ライフログ」というノートブックは、私の行動を記録した1冊の本です。「ブログアイデア」というノートブックは、ブログを書くためのアイデアが詰まった1冊の本です。
でも、例えばEvernoteについての情報をまとめたいときは、ノートブックで分けるのは得策とは言えません。
「ライフログ」でも「ブログアイデア」でも「ウェブクリップ」でも、Evernoteに関わる情報はノートブックをまたがって存在します。
そんな「ノートブックをまたがって存在してしまうキーワード」を串刺しにしたい時にタグを使用します。
私がタグで便利しているのは、ブログでまとめ記事を書くときです。
Evernote系のまとめ記事を書きたい時に、Evernoteタグを引っ掛ければ、自分のアイデアからウェブクリップまで、すべての情報を一覧できます。
Evernoteを使ったタスク管理記事を書きたいなら「Evernote」「タスク管理術」というタグで検索をかければ良い。
こういう情報はノートで分けられないので、タグを使用することこそが便利なんです。
結論が見えづらくなってしまいましたね。
要は「ノートをノートブックに入れる」。これが整理整頓の終着点です。
そして、ノートブックは「あとで見返したい情報」を「ハッキリとした線引き・ジャンル分けを持って分ける」。
この仕組みさえシッカリしていれば、整理整頓は難しいことではありません。
タグ付けは必要があればすれば良いですし、それは後からでもできます。(検索の際に「タグの付いていないノートだけを引っ張り出せます)
では次回は、情報を引っ張り出すメンドクサさを解消していきます。お楽しみに♪
from your @bamka_t
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私も最初はノートで分類する派だったのですが、分類項目が増えて自分でもジャンルがわからなくなってきたので、フォルダは「メモ」「クリップ」の2種程度にして、その分タグを階層化して細かく入れるスタイルに変えました。仮に”りんご”をタグ分けする場合、”食べ物”というタグを付けておいて、あとで食品関係の調べ物が必要な時に”食べ物”フォルダのタグを再整理して”食べ物”>”果物”>”りんご”みたいにレイヤー化してまとめてます。ノートだと間違えた項目に分類しちゃうとイザという時に見つからないことがあるんですけど、タグは片っ端に項目を追加出来るし、削除や再統合も楽なんで、今の所こっちが主流ですね。まあ使ってるうちに方法が変わってくるかもしれませんけど、つくづく使い方が人によって全然違うアプリだなぁ…と思っております
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| 2012年 03月04日 |