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ながら作業とマルチタスクの違いを考察してみた
2011.09/07 (Wed)
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こっちは真っ直ぐ歩いてるんだから、そんな急に止まれないよ、ふえ~ん。と危うくぶつかる寸前だった。これが通学途中の曲がり角なら、それも一つの出逢いだと思えるのだが。通勤中だし。ってか男だし。
さてさて、そのにぃちゃんは何をしていたかというと、イヤホンを耳に入れてケータイを弄りながら歩いていたわけです。
「すげぇ!この人は音楽を聴きながらケータイを操り、そして歩いている!なんというマルチタスクの使い手!」と、頭のひとつでもはたいてやらんばかりに感動したわです。
これは「ながら作業」になるんだろうけれども。でも、同時に複数の作業をしてるって点では「マルチタスクなのでは?」とも思ったり。
そこで、んーと考えながら変わらず歩き続ける私。・・・これも「マルチタスク」? もうなにがなにやら。
そして、通勤途中の人波にもまれながら、揉みしだかれながら出した答えが1つ。
「ながら作業」は「3つのボールを一気に投げる」ことで、「マルチタスク」は「全力投球・全力スイング・全力ダッシュを連続して行う」ってことなんだと考えました。野球で例えるとね。

■ながら作業は力の分散
自分の力を100%として考えた。
「ながら作業」の場合は、力を70%と30%に分散して、同時に作業を行うことなんだと思う。
代表的なところで、学生時代を思い出して欲しい。試験前になると音楽を聴きながら勉強をした経験があるんじゃなかろうか。「音楽聴くのか勉強するのか、どっちゃねーん」と、結局どちらに対しても集中できない。中途半端な集中力。
これが「ながら作業」。
それに対して、「マルチタスク」とはなんだろうか?
■マルチタスクはタイミングの分散
マルチタスクは、料理だと思います。
料理って、包丁持ってフライパン回さないでしょ?その時その時で違う作業をしつつ、1つの作業に全力を注ぐ。
ネギをきざんで、ご飯を炊いて、ときには歌いながら、フライパンを回す。どれも作業としては独立していて、それを連続でこなし続けています。鼻歌を別として。
そして、1つの作業が終わってなくても、次の作業を始める。
鍋の火を入れたら、炊飯器のスイッチを入れる。でも、お鍋に入った料理ができあがったわけじゃないですよね。まだ出来上がりの30%ってところ。それでも次には材料を切り始めます。鍋が沸騰したら、たとえ材料を切り終えてなくても鍋の火を止める。
作業Aを60%やって、作業Bに移る。作業Bを50%やって、作業Cに移る。作業Cを20%やって、作業Aの残り40%をやる。
こんな感じで、1つの大きな流れの中では、同時にいくつもの作業をこなしている。けれども、その1つ1つの作業をやるときには100%の力を使い切る。
これが、「マルチタスク」ってことなんだと思うのです。
■仕事の進め方はマルチタスク
仕事をする上で大切なのは、「ながら作業」ではなく「マルチタスク」。
というのも、頭をクリアに保って集中力を出すなら、間違いなく「マルチタスク」の方がいいからです。
さきほど言ったとおり、「ながら作業」の場合は、各作業に対して自分の力を分配してしまう。これでは仕事がおざなりになってしまう。
その点「マルチタスク」ってのは、複数のタスクをやりつつ、100%の力を使えます。
大きな視野・ちょっと離れた視点でみれば、同時に複数の作業を行なっている。しかし、その一瞬を切り取ってみれば1つのタスクに集中している状態。これが良い。ディ・モールト良い。
今日からのお仕事、ちょっと意識して「自分の今の状態は、ながら作業か、マルチタスクか。」を考えてみると、いつもと違った捗りかたをするかもしれませんね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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