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【書感】ブログを自分色に染める!! 自身をブランディングするという考え方!!
2011.09/05 (Mon)
重要なお知らせ
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これは、@OZPAさんがご自身のブログ「OZPAの表4」を人気ブログに成長させるまでの過程を描いた、母子手帳のような本である。
ちょっと成長が早すぎて、生後半年で25万PV達成なんて偉業を成し遂げた、神童的ブログなわけですが。それもこれも全て、親であるOZPAさんが手塩にかけて育ててきたからこそ。
成長をさせるために必要なコツについても、いろいろ書かれているのですが。今回は超個性派・特徴的フレンドリーな文体を書くOZPAさんの「セルフブランディング」について。

■書けばその色に染まる、OZPAさんの文章
@OZPAさんの文体って気が楽なんですよね。ご本人曰く、メッチャふざけてるって言ってますけど、適当なことを言っているわけでは決してない。きっと、真面目なことを真面目な顔して言えない、恥ずかしがり屋なんですね!! 直接お会いしたことないですが。あぁ。。一度でいいからお目にかかってみたい。いや、一度と言わず2度3度。
でも、それが不思議と惹き込まれていくんです。
型破りだと思う。
だって、本を出版して、そのタイトルが「あっという間に月25万PVをかせぐ人気ブログのつくり方」なんて、いかにも方法論が満載のカッコイイ内容だと思うじゃないですか。
でも中身を読んでビックリですよ。堅苦しい表現なんて、ホント少ないんです。語尾は「ですます」で締めてはいるんですけど、普通に話している感じ。それも親しい友人に話すみたいで。
ブログを始めた経緯のくだりなんか、「エロアプリを探してます宣言」でしかありません。いや、他にも話してましたが、インパクトが強すぎました。
でも、それがいわゆる「OZPAさんらしさ」、つまり「セルフブランディング」って事なんです。
自分を着飾ったり、かっこ良くみせようとしない。ありのままの自分。ハダカのOZPA様。
その洋服を脱ぐまでには、いろいろと思うところがあったようです。その話を聞いて、「セルフブランディング」について気づかされた私でありました。
■セルフブランディング
世はまさに、大ブログ時代!! って、言っていいぐらいブログが日常的に溶け込んでるいま。他のブログと自分のブログ、なにが違うんじゃ?ってのがないと、なかなか目を向けてもらえない。高校までは誰からも慕われる人気生徒が、大学行ったらサッパリ目立たずって感じです。
だけど、自分をねじ曲げてまで目立とうとすると、疲ればかりが溜まってしまって続かない。
そこでOZPA氏は言います。
自分にできること、自分にしかできないこと、
自分のテイストで表現して、ユニークに暮らしちゃおう。
自分には自分の色がある。OZPA氏はそれを良く把握していらっしゃるのだと思う。だって、こんなにも砕けた話ぶりをできる人、そうそういませんもん。でも、それが「自分テイスト」。
その「自分テイスト」を見つけるにあたって、OZPA氏がやったこと。それは、「数をこなして見つける」ことと「自分ルールをぶっ壊す」ってこと。この2点だったようです。
■数をこなして自分を知る
自分を表現できる文体をみつけるには、多くの記事をバンバン書いていくっきゃない。書いては読みなおして、書いては読みなおして。そうやって見つめ直すことで、「これは違う。」「こう表現したほうがオレらしい」と分かってくる。
文章で自分色をだすって、話しをすることなんかよりよっぽど難しいんです。一朝一夕じゃできないから、甲子園球児が素振りをするが如く、書きまくるっきゃない。それで初めて、型ってのができるわけです。
■自分ルールをぶっ壊す
人って知ってか知らずか、気づかないうちに「自分ルール」を作っちゃう。「こうあるべき、こうするべき」が頭ン中にあって、そこから抜け出せない。カッチコチ。
OZPA氏にもあったようです。
こういったライトな記事をこれまで書いていなかったのは、「このブログには、しっかりと練りこんだ記事や、きちんと下調べをした文章を差し入れるべきである。」と強く思っていたからです。
~中略~
しかし、よく考えてみると、そんなこと、誰からもお願いされていません。このブログにはしっかりと練りこんだ文章以外アップしてはいけない――こんな固定観念を捨て去るのには、時間がかかりました。
きっとご本人も、自分がいつ・どこでこのルールを作ったのかは分からない。けれどもいつからかできあがってしまった「自分ルール」。それを打ち破ったのが、今のくだけたOZPA様です。
「ブログなんて何を書いても良いのだから、もっと自由にやろう」と意識をシフトできたからこそ、羽を伸ばしきって羽ばたいているOZPAさんがいらっしゃるのですね。きっと今では、羽のたたみ方は忘れてしまっているかも(笑) でも、それぐらいのびのびやっているのが、読み手にも伝わってくるのがOZPAさんの文章です。
本書を読んで思ったこと。それは、「タイトルはこうあるべき!!」「文章の構成はこう!!」って、あんまり考えすぎないほうがいいのかなって。
いや、たしかに、人を惹きつける文章・人が読みやすい文章を書くのも、ブロガーとして必要な技量だと思います。ないがしろになんかできません。
ですが、そうすることで「埋もれてしまう」「自分のテイストが伝わらない」「ルールを破れない」っていうんじゃ、もったいない気がするのですよ。
技術はもちろん学ぶ。しかし、その技術を活かすための土台となる「ブログと文章を自分テイストに染め上げる」ってのが、まずはブログを書くうえで大切なんじゃないかな。
最後になりましたが。OZPA様。失礼な言い回しが多々あった事をお詫び申し上げます。すみませんでした!!
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