旧:あなたのスイッチを押すブログ
HOME » Category : Business Switch HOME » BackNumber
エントリー目次
シチュエーション別メモ術。閃きを殺さず活かすために、私が行なっている方法。
2012.07/27 (Fri)
重要なお知らせ
-
ブログ移転のお知らせ!
▼当ブログは移転しました!新しいサイトは以下となります!!
http://bamka.info
▼お手数おかけしますが、RSSの再登録もお願いします!!
http://feeds.feedburner.com/bamka

(Photo: [http://www.flickr.com/photos/dkuropatwa/4554087615/{If all your kids learn to do is read and write By dkuropatwa}])
ごきげんよう。ばんか(@bamka_t)です。
たまにご質問を頂きます。「ネタはどうやって作っているのですか?」と。
この質問に対する回答はいろいろできるのですが、重要な点のみをお話しすれば「常にInputを絶やさない」ということです。
日々の思いつきが、そのままブログの記事になることは珍しいことではありません。とても単純なワンフレーズからでも、一本の記事ができあがる。
ですのでネタは、作ることが重要なのではなく、いかに殺さないかが大切です。つまり、思いつきをメモする力です。
アイデアは、いつ訪れるか分かりません。ですので、いつでもどこでも、自分の頭の中をメモできる環境を整えておくことが、ネタを殺さない第一歩です。
そこで今回は、私が行なっているメモ術を、状況別にしてご紹介しようと思います。では、参りましょう。
■保存先はすべてEvernote
メモ術をお話しする前に、メモをした先の保存場所についてカンタンにお話しします。
私は、どんなカタチのメモであれ、最終的にはすべてEvernoteに集約されるようにしています。それが例え紙のメモであったとしても、写真に撮ってEvernoteに送ります。
避けるべきは、メモがどこかへ行ってしまうこと。そのために、自分が作ったメモは、どこか一箇所にまとめるべきです。
それは、決してEvernoteである必要はありませんが、自分なりの仕組みを作っておく必要はあります。
■状況別メモ術
では、ここから状況に分けて、私がどうやってメモを取っているかお話しします。
歩いてるとき
外出先でメモをするとき。特に歩いているときはアイデアが浮かびやすい気がします。
そんな時はiPhoneでメモします。幸い、私がiPhoneを手放している状況は、限りなくゼロに近いので。
アプリは「EverGear」を愛用中。テキストでも写真でも、このアプリ一本でできてしまうので重宝しています。
「小さいメモ帳を持ち歩く」という手段もありますが、私はやりません。メモ帳を取り出すのが手間で面倒なのです。ポケットに入れておくという手もありますが、あいにく私のポケットは財布とiPhoneとタバコでいっぱいなのです。
本を読んでるとき
本を読むときは、iPhoneとメモ帳を必ず手元に置いておきます。
本の中身に感銘を受けたら、その引用部分を写真に撮ってEvernoteに送ります。使うアプリは「読取ゾウ」。これはEvernote専用のスキャナアプリで、写真の好きな部分だけ切り取れるので便利です。
iPhoneとメモ帳の使い分けは、そのときの気分です。手書きをしたい時もあれば、iPhoneでサクッと書いてしまいたい時もある。自分にとってストレスのない方法を取ります。
参考リンク:読んだ本を無駄にしないためのEvernote活用術。それも、面倒くさくない方法でね。
パソコン(Mac)
パソコンでの作業中で、”すぐにメモできる状況” を完備している人は、意外と少ないのではないでしょうか。
「メモアプリを起動して、新規作成して、メモを取る」。これが一般的な気がしますが、私にとっては遅いです。
私が思う一番速いであろう方法は、「ATOKPad」を利用することです。
当アプリは、Optionキーを二回タップするだけで起動。「Command+N」で新規ノートを作成できます。コレ以上に速い方法はありません。
また、この方法の強みは、トラックパッドに手を移動させなくて良い点です。パソコンでどんな作業をしていようとも、一瞬でメモを取ることができます。
Evernoteとの同期もできる上に、アプリは無料。インストールしても、決して損はありませんよ。
シャワー・風呂
これが個人的に一番難しい。
なんせ、裸ですから。何も持っていないこの状況が、一番つらい。
ベストなのは、アイデアを思いついたらすぐにシャワーから出てしまうことでしょう。これもたまにやります。
ですが、それができない場合もあります。頭を洗っていたり、もしくは外の銭湯に行っていた場合です。
そんなときは、他のことを極力考えないようにします。思いついたアイデアに集中し、それ以外をシャットダウンする努力をします。
人間が一度に覚えられる事柄は、10個にも満たないと言われています。ですので、あれやこれやと考えてしまうと、アイデアをすぐになくしてしまうのです。
トイレ
汚い話で大変恐縮ですが、iPhoneでメモするようにしています。
トイレでiPhoneをいじるわけではありません。が、いざというときのために、トイレにiPhoneは持ち込んでいます。
食事中
人との食事中に携帯をいじることは基本しません。
一人であれば別です。また、飲み会や、気の知れた仲間とのラフな食事であれば、iPhoneを取り出し、その場でメモをすることもあります。
ですが、人との食事の際に、いきなりiPhoneを取り出していじることは控えています。
ではどうするか。それは、「相手に一声かける」です。「メモをしたいので、少し失礼します」と断りを入れる。
もしくはトイレに立って、トイレで軽くメモを取るようにします。
電話中
長い電話のときは、両手が使える状態を作るようにします。iPhoneであれば、純正のイヤホンを使用しますね。
メモはパソコンで行うことが多いです。もしパソコンがなければ、メモ帳を添えて電話にのぞむようにします。
会話、セミナー
ケータイをいじるのが、相手に不快感を与える可能性があります。ですので、手軽なメモ帳を使うのがベターでしょう。
私の場合、小さなメモ帳を持ち歩いてはいないので、こういう場合には不便です。
その時は先ほどの食事と同じで、先に断りをいれておきます。「メモをしたいので、iPhoneを手元に置いておいてよろしいですか」と一声かけておけば、悪い印象は与えないでしょう。
セミナーの場合はパソコンを開いている状態が多いので、パソコンでメモを取るようにします。
■使用ツール
▼iPhoneからEvernoteへのメモは、だいたいコレ一本です。起動の速さも申し分なく、テキスト・位置情報・写真を残せるので重宝します。


カテゴリ: 仕事効率化, ビジネス
販売元: Lakesoft - Hiroshi Hashiguchi(サイズ: 4 MB)
全てのバージョンの評価:




参考リンク:「EverGear」を愛用する5+1つの理由。iPhoneからEvernoteへのメモはコレ一本。
▼読書のさい、本文を撮影したい時はコレ。Evernote専用のスキャナーアプリです。


カテゴリ: 仕事効率化, ビジネス
販売元: Zenon co.,ltd. - Zenon co.,ltd.(サイズ: 1.5 MB)
全てのバージョンの評価:




参考リンク:こんなアプリを待ち焦がれていた。Evernote専用のスキャナーアプリ「読取ゾウ」がスピーディでGood。
▼Macでのメモは「ATOK Pad」がオススメ。Optionキーを2度押せば起動する、その機動性の高さが良いです。


カテゴリ: 仕事効率化, ビジネス
販売元: JUSTSYSTEMS CORPORATION - JustSystems Corporation(サイズ: 1.9 MB)
全てのバージョンの評価:




■参考リンク
今回のネタ元は、@rashita2さん著の「ハイブリッド発想術」。ここから得たアイデアでした。
アイデアを逃さず殺さず、どうやって生かしたら(活かしたら)いいか。その心得から具体的な方策まで、とても丁寧に解説されています。
「アイデアが浮かばない」「ブログのネタに困ることがある」と悩まれている方には、オススメの一冊ですよ。
■あとがき:人との場面では注意しましょう
いかがでしょうか。いろいろ書きましたが、つまりは「逃さずにメモする環境を常に作っておきましょう」ということです。
あと、自分一人の場面であれば問題ないのですが、人と接触しているときのメモは、いくらか気を配った方がいいです。特にiPhoneなどの電子デバイスを利用するときは。
人がなにかに不快感を覚えるのは、相手の目的が見えないときです。ですので、iPhoneを使用する目的(ここで言えばメモがしたい)を、最初に伝えておいた方がいいですね。
それでは。
from your @bamka_t
■関連エントリー
◇ブログを書き続けるために必要な3つのコツ。記事の育て方・記事の型・効率化ツールの話。
◇ブログネタにお困りの方へ。アイデア創出に困ったときに私が実践している5つの視点。
◇ブログという料理のレシピ。アイデアは食材、メモは保冷剤、ノートは前処理、Evernoteは冷蔵庫。そしてブログは料理である。
皆が言っているタスク管理って、カンタンに言えば、きっと料理の事なんだと思う。
2012.06/07 (Thu)
重要なお知らせ
-
ブログ移転のお知らせ!
▼当ブログは移転しました!新しいサイトは以下となります!!
http://bamka.info
▼お手数おかけしますが、RSSの再登録もお願いします!!
http://feeds.feedburner.com/bamka
時代が変わればツールが変わり、管理の仕方も工夫が凝らされる。どうやったら効率的で、そして最も効果的か。これをずっと探し続けています。
ですが、タスク管理で大切なのは、決してツールの使いこなし方ではありません。
大切なのは、いつの時代のどんなツールでも役に立つ、普遍的なタスクの考え方。これなのです。
これを把握せずに、ツールの使いこなし方ばかりに気が取られてしまうと、効果は上がりません。ツールに使われてしまうことになります。
さて、普遍的なタスクの考え方とは、つまりどんなものか。これは、料理に似ています。
一連の流れをどうやって組んでいくのか。これを、一般家庭の主婦になったつもりで考えると、分かりやすいかも知れません。

(Photo: [http://www.flickr.com/photos/schtumple/5165260037/{Chef Danboard By Schtumple}])
■Missionを決める
まずは、自分にとってのミッションを決めます。
ミッション、つまりは使命。今は主婦ですので、この家庭における自分は、どんなことを成し遂げたいのか。それを考えます。
これによって、後々のタスクの決め方や、自分にとっての優先順位が変わってきます。
例えば「家族が笑顔になれる美味しい料理を作る」であれば、家族の趣向に沿った料理を作ることが最も重要になります。一方、「家族の誰もが健康で健やかな生活が送れる料理を作る」であれば、美味しいことよりも栄養バランスを重視するでしょう。
自分が、人生をかけて成し遂げたい使命を見つけましょう。
▼ミッションの作り方について、参考になります。
目標策定とその達成に役立つ「4つのリフィル」と「2つのTIPS」 « Hacks for Creative Life! |
■マスタータスクリスト
「ココには、自分がやるべき事のすべてが入っている」。そう思える場所を作ることは大切です。
次に取るべきアクションやタスクがすべて入っている場所。私であれば、Toodledoがこれに当たります。
毎日、その日のToDoを作りますが、それはこのマスタータスクリストから選んでもってきます。
これは冷蔵庫に似ていますね。
食材を入れて、保存しておく場所。そして、料理のさいにはそこから必要な材料を取り出して調理する。
タスク管理でも、この流れは変わらないのです。
■一週間の予定を立てる
一週間の予定とは、その週の献立を考えることに似ています。
夫の急な出張や残業で、夕食がいらなくなった。献立通りに進まないときだってあるかもしれません。
ですが、それはあまり重要ではないのです。
そういうイレギュラーは必ず起こること。それでも一週間の献立は考えなくてはいけません。なぜなら、これがないと場当たり的なタスク管理になってしまうからです。
先ほど、ミッションの話をしました。ミッションは、自分が成し遂げたい使命です。
つまり「家族の健康を守る」というミッションがあり、それを達成するための料理を皆に出す。この流れが大切なのです。
一週間の献立もなく、その日に仕入れた材料だけでこなそうとすれば、家族の健康は決して守れないでしょう。
▼ウィークリースケジュールについては、コチラがとても参考になります。
シゴタノ! 今日からはじめる手帳術 第17回 一週間を俯瞰したい |
■今日のタスクを書き出す
今日のタスクは、今日の献立。どんな料理を作るかは、その日の早い段階か、もしくは前日の夜には決めておきます。
そうでないと、いざ料理をしようとして「材料が足りないっ!」なんて危険性があります。
今日自分が作るべき料理はなんなのか。そして、そのためにはどれぐらいの時間を確保して、どういう手順で進めていくべきか。
これを頭の中で一度構築しなければ、料理を作ることは叶わないでしょう。
▼デイリータスクの重要性については、以前書いたこの記事を参考にしてみてください。
タスク管理で絶対にサボれないたった1つのこと。今日のToDoを書き写すべき理由とは。 / あなたのスイッチを押すブログ |
■チェックリストの重要性
チェックリストはとても大切です。
例えば、今日の献立をカレーにしたとします。
カレーを作るにあたって、その手順は毎回違うわけではありません。少しの変化はあるかと思いますが、全然違う手順を踏んで作るわけじゃないのです。
むしろ、カレーを作るたびに、その作り方を考えていたのでは、時間はいくらあっても足りません。また、材料の漏れや抜けが発生してしまう原因にもなるのです。
カレーなら、まだ単純だからイイです。これがタスクの管理だと、もっと複雑になってきます。
一度やったことでも、覚えていなければ初めてやるのと一緒。手順をメモした記録がなければ、過去の経験を活かすことはできないのです。
チェックリストさえあれば、それに踏襲して行うだけ。考えることなく料理を進めていくことができます。
「あれはやったか?これは済んだか?」。そんな漠然とした不安を、カレーを作るたびに考えていたら、時間がもったいないです。
▼チェックリストの大切さがとてもよく分かる記事がこちら。
似てるけど別物なんです!タスク管理してる人に送るTo-doアプリを使っていてもチェックリストが必要な理由 @totto777 | http://highhigherhighest.com/ |
■あとがき
料理というのは、色んなことを教えてくれます。
料理の作り方や、そこに至るまでの過程。使う道具やレシピ本。これらは、普段の生活の中でも応用ができる考え方がいっぱい詰まっています。
普段料理をやらない人でも、「これを料理に当てはめると、何に当たるだろうか?」と考えてみると面白いです。
思わぬヒントになるかも知れませんよ。
from your @bamka_t
■関連エントリー
◇スケジュールをブロックしないと「重要だけど緊急性のないタスク」はいつまで経っても処理できない。 / あなたのスイッチを押すブログ
◇7つの習慣における時間管理マトリクス。各領域で行うべきアクションとは何か。 / あなたのスイッチを押すブログ
◇ブログという料理のレシピ。アイデアは食材、メモは保冷剤、ノートは前処理、Evernoteは冷蔵庫。そしてブログは料理である。 / あなたのスイッチを押すブログ
チャンスを掴む4つのコツを、逆からアプローチかけてみた。それでも私は打席に立ち続けたい。
2012.05/31 (Thu)
重要なお知らせ
-
ブログ移転のお知らせ!
▼当ブログは移転しました!新しいサイトは以下となります!!
http://bamka.info
▼お手数おかけしますが、RSSの再登録もお願いします!!
http://feeds.feedburner.com/bamka
「自分に振ってくれるな!」と心のなかで思っても、それを言葉にするのはなかなか難しいですよね。
そこで今回は、どうやったら自分に打席が回ってこないか。そんな時に有効な4つのコツをお話しします。

(Photo: [http://www.flickr.com/photos/paperpariah/3533132079/{'i hate my work job' | business man project - explored By Adam Foster | Codefor}])
■忙しさを演出する
いかにも忙しそうにしましょう。
デスクの上を書類でいっぱいにして、バタバタと忙しさを演出します。
パソコンの前にいらっしゃるなら、その手を止めてはいけません。「この手を止めたら、どんだけの仕事に影響でんのかわかるか?えぇ?」と、背中で語るのです。
また、ウェブサービスや友人の協力を借りて、ケータイにとめどなく着信が来るようにしておくのも有効。いつもメールのチェックをしていましょう。
言葉で表現してはいけません。カラダで忙しさを語るのです。
■不機嫌なオーラを発する
自分の気分に関係なく、常に不機嫌なオーラを身にまといましょう。
パソコンでの作業なら、無駄にキーボードのタイプ音を鳴らしましょう。そして、エンターキーを押すときは、小指に全ての神経を集中させて、バチーンッと打ち込みます。
小言で愚痴を言うのもいいですね。コマメに舌打ちを混ぜるとベターです。
「あーッもうッ!」と、急に大声を上げて席を立ち、トイレに向かうなんて、ベストですね。
これでもう、あなたの不機嫌さは皆に伝わっていますよ。きっと声をかけられることはないでしょう。
■不健康や不潔をアピールする
「最近忙しすぎて、全然寝てないんですよ。マジ、いつ身体壊れてもおかしくないっすね。…そう言えば最近、肩こりつれぇなぁ」
こんな感じで、自分の不健康さをアピールしましょう。気だるさを最大限に押し出すのです。
ずる休みをした小学生の頃を思い出してください。母親に風邪を訴える、あの気迫を思い出すのです。
デスクの上には栄養ドリンクを常備しておきましょう。できるだけ、みんなの目に付く場所がいいです。
「最近大変そうですね」なんて声をかけられたら、もう勝利はあなたのものです。
■他人の批判を熱弁する
飲み会では、積極的に人の批判に注力しましょう。
「マジあいつ使えねぇよ」とか、具体的なエピソードを添えるとベターです。
また、最高に効果的なのは、その場に本人がいないときにする批判です。
本人が居ない場があれば、千載一遇のチャンス。ここぞとばかりに批判をぶちまけましょう。
■あとがき
さて、今回のお話しのネタ元は、私の大好きな糸井重里さんの、このツイートです。
「打席」が回ってこないようにするにはコツがあります。1いかにも忙しそうにしている。2できるだけ不機嫌にしている。3 不健康や不潔にこころがける。 4 他人の批判を熱心する。5 知ったかぶりに努力する。以上、誰でも簡単にできますから、メモメモ!
— 糸井 重里さん (@itoi_shigesato) 1月 8, 2011
さて、今回の糸井さんも私も、お伝えしたいのは決して「打席を回されないコツ」ではありません。
そうではなく、「人から何かを得られるコツ」。それを、逆からアプローチをかけた形です。
つまり、今日のエントリーでお話しした内容の逆をすれば、自ずと人から好かれたり仕事を任されたりするんです。
打席に立ちたい人。立ちたくない人。それぞれいらっしゃると思いますが、私は積極的に打席に立つようにします。
打席に入らなきゃ、そもそも野球選手になった意味がありませんからね。
空振ってもいいのです。今日も、フルスイングして行きましょう。
from your @bamka_t
スケジュールをブロックしないと「重要だけど緊急性のないタスク」はいつまで経っても処理できない。
2012.05/28 (Mon)
重要なお知らせ
-
ブログ移転のお知らせ!
▼当ブログは移転しました!新しいサイトは以下となります!!
http://bamka.info
▼お手数おかけしますが、RSSの再登録もお願いします!!
http://feeds.feedburner.com/bamka
さて、ここに一つの大きなバケツがあります。
このバケツに、砂利、小石、大きな石を詰めたい。さて、あなたはどれから先に入れますか。

(Photo: [http://www.flickr.com/photos/nromagna/5643588854/{Zanzibar in a bucket By nromagna}])
■バケツを満杯にするなら、まずは大きな石から
このバケツを満杯にするために砂利から入れ始めたら、さてどうなるか。
答えはもちろん、「砂利で満杯になる」です。そうなれば、小石や大きな石が入る余地は、もう二度と訪れません。
バケツに砂利、小石、大きな石をつめたいのなら、まずは大きな石から入れるべきなのです。
大きな石を入れ、次に空いた隙間へ小石を足し、最後に砂利を流し込む。この順番でなければ、すべての石を使ってバケツを満杯にすることはできないのです。
さて、これは何の話かといえば、時間の使い方の話です。
つまり、石の大きさは、あなたが持つタスクの重要性。砂利にはそれほどの価値はなく、大きな石こそあなたにとっての重要なタスクなのです。
■重要なタスクを先に入れないと、今日は砂利でいっぱいになる
これは、スティーブン・R・コヴィーが執筆した「7つの習慣」に登場する1コマです。この喩え話が、私は大好きです。
タスクというのは、重要度と緊急度で区分して、大きく4つの領域にわけることができます。

※参考リンク:7つの習慣における時間管理マトリクス。各領域で行うべきアクションとは何か。 / あなたのスイッチを押すブログ
後悔しない人生を送りたいのであれば、重要なタスクにフォーカスをするべき。これは、言わずとも当然な話ですよね。
さて、緊急で重要なタスクというのは、放っておいてもやるものです。なんせケツに火が付いていますからね。寝る間も惜しんで取り組むことでしょう。
ですが、困った問題は「重要だけど、緊急ではない」タスク。これがどうにも手を付けにくい。
緊急性がないので「いつかやれればいいなぁ」とか「時間ができたら取り組もう」なんて思って、結局先延ばしにしてしまいがち。そんな性格のタスクなのです。
例えば、「田舎の両親に孝行をしてやりたい」とか、「海外へ一人旅いきたいなぁ」なんて考えてみたものの、結局実行できずにいる。そんなこと、ありませんか。
しかし、これらは緊急性がないだけであって、自分にとってはとても大切なこと。決してサボってはいけないハズのタスク。
それがおざなりになるというのは、自分で時間を創りだせていないか、そもそも大して重要ではないかの2つです。
では、どうやったら時間を創りだすことができるのか。そのカギは、スケジュールにあります。
■重要なタスクはスケジュールに組み込んでブロックする
緊急ではなく、重要なタスク。これを「いつか」やろうとしていると、その機会は一生訪れてはきません。ですので、自分で掴みにいく必要があります。
そのために役立つの方法が、予めスケジュールに組み込んでしまうこと。
私の場合、スケジュールの管理はGoogleカレンダーを使用しています。そこには、単純にアポイントや予定だけではなく、自分が行う行動についても記入してしまいます。
例えば、ランチやディナーの固定時間、ブログの執筆、次回帰省した際に行う親への活動時間などなど。

これらをパズルのように組み立てていき、一週間の予定をすべて埋めるようにしています。こうすることで、自分が「いつ」「どんな活動を」するべきか明確にして、活動する時間を創りだしています。
また、カレンダーの色は自分のペルソナ(役割)で分けるようにしています。
例えば、「緑=会社員」「青=プライベート」「黄色=友人・家族」「紫=ブロガーとしての自分」という感じ。
こうすることで、一週間の予定の中で、どの役割の活動が多いかを一見して把握できます。そして、もし黄色(友人・家族)の時間が少ないなら、次の週は少し多めに活動時間を取るように一週間を設計するのです。

こうやって、自分の役割における活動時間を設計し、予めスケジュールに組み込んでしまう。そうすれば、自分にとっての大きな石を最優先にこなし、最後に砂利を入れていくことができます。
■あとがき
今回も、前回に引き続きセミナー「MSLA - The meeting for the study of Liberal arts」のプレゼン内容から抜粋です。
ちなみに、このセミナーは私の実兄であるDiceKの主催するものなんです。私も初めて参加しましたが、参加者みんな向上心が豊かで、わくわくが止まりませんでした。
学生も多くて、これからの社会を活性化させてくれる、大きな希望です。なんだか、私も感化されてしまいましたよ。もっと頑張らねば。
また来月もイベントがあるようなので、もしご興味があればお声かけください。それでは。
from your @bamka_t
■関連エントリー
◆7つの習慣における時間管理マトリクス。各領域で行うべきアクションとは何か。 / あなたのスイッチを押すブログ
◆タスクやスケジュールを自分の役割で分類すれば、時間と力の配分がコントロールできる。 / あなたのスイッチを押すブログ
◆オフラインでする作業は決めておこう。私がオフラインでやっている5つの事。 / あなたのスイッチを押すブログ
7つの習慣における時間管理マトリクス。各領域で行うべきアクションとは何か。
2012.05/27 (Sun)
重要なお知らせ
-
ブログ移転のお知らせ!
▼当ブログは移転しました!新しいサイトは以下となります!!
http://bamka.info
▼お手数おかけしますが、RSSの再登録もお願いします!!
http://feeds.feedburner.com/bamka
それが、時間管理マトリクス。
これは、時間の使い方に関する指標のようなものです。
縦軸に重要度、横軸に緊急度をとり、4つの領域を作る。そして、自分に降り注いでくるタスクがどの領域に属するか判断する。
そうすることで、自分の人生にとって重要なことにフォーカスできるのです。
▼以下の図が、その時間管理マトリクスです。

このマトリクスの主張は、「緊急でないが重要なモノに注力することこそ、自分が真にやりたいと望むことに注力していると言える」ということです。
ですが、普段の生活の中で「重要だが緊急でないもの」にだけ注力していくのは不可能です。タスクは止めどなく降り注いできますので、それを適切に処理しなくてはなりません。
そこで今回は、これらの時間管理マトリクスの各項目において、自分が取るべきアクションはなんなのか。それをお話しようと思います。

(Photo: [http://www.flickr.com/photos/fdecomite/406635986/{Tunnels of Time By fdecomite}])
■第一領域:重要かつ緊急なモノ
【例:締め切り直前のタスク / クレームへの対応 / 直前に迫った会議の資料づくり】
重要かつ緊急なもの。これは、ケツに火がついているタスクですね。タスク管理を行う上で、最優先で行うべきタスクです。
なので、絶対にやりましょう。
あなたにとって緊急かつ重要なのであれば、気合いと根性で達成すべきタスクです。
ここに、テクニックはあまり必要ではないように感じています。というのも、重要で緊急なものは、あなたが今日のタスクをピックアップするときに、一番最初に考える項目なのですから。自ずと手をつけるはずです。
もし、このマトリクスに入っているタスクを前をして、重い腰が上がらなかった場合。それはタスク自体の性質を見直す必要があるかもしれません。
つまり、「そのタスクは、あなたにとって重要ではないのかもしれない。」ということです。
■第二領域:重要かつ緊急でないモノ
【例:人間関係づくり / 体力づくり / スキルアップ(自分を磨くこと) / 準備や計画】
この性質のタスクは、結構厄介。というのも、緊急でないので放っておくと全然手をつけません。
例えば、旅行の計画なんかがそうですね。
ケツは決まっているのだけれど、それは3ヶ月も先の話。「そんなに急ぎでないや」と後に後に先延ばしして、結局ラストの1週間でバタバタしてしまう。
旅行の計画であれば、むしろ良かった方です。ですがこれが、自分の夢や目標であればどうでしょう。
ついつい目の前にある第一領域のタスクに目を奪われて、おざなりになってしまった第二領域のタスク。それは、夢や目標を先延ばしにする行為です。これを1ヶ月、1年、そして10年と続けていったらどうでしょう。
あなたの人生は、結局なんのためにあったのですか?と問わざるを得ません。
ですので、自分にとって重要なのですから、緊急であるなしに関わらず手をつけなければなりません。
時間を創って実行するしかないのです。
そこで私が一番有効だと考える手段が、スケジュールをブロックしてしまうこと。
つまり、「いつかやろう」と考えている、その「いつか」をスケジュールに入れてしまうのです。
こうすることで、そこに他人からのスケジュールが入り込んでくることもありません。誰にも邪魔をされずに、その時間を確保することができます。
■第三領域:緊急かつ重要でないモノ
【例:突然の来訪への対応 / 多くの会議 / 無意味な接待やつきあい / 多くの報告書】
これの処理に困っている方が、実は多いのではないでしょうか。
こんなタスクは人に委任してしまいましょう。
だって、自分にとって重要でないのなら、自分が行う必要性はどこにもないのですから。誰かに頼んで、代わりにやってもらいましょう。
それは、お願いベースでやってくれるかもしれません。もしかしたら、対価としてお金やその他の報酬を支払う必要もあるかもしれません。
ですが、わざわざ時間という最高の資産を損失することはないのです。
もちろん、すべてのタスクにおいて委任ができるとも限りません。ですが、自分の時間は極力浪費するべきではないのです。
■第四領域:重要でも緊急でもないモノ
【例:暇つぶし / 長時間の息抜き / だらだらとした電話 / 世間話 / その他、無意味な活動】
するな!とは言いません。適度な息抜きは必要ですし、一見無駄だと思えることが後に大切だったと気づくこともあります。
ですが、例えばテレビを見たり、目的なくネットサーフィンをしたり。そういった何の価値も産まない活動は、やるべきではありません。
時間は、全世界の人間に平等に与えられた唯一の資産。1日は、万人において24時間です。
この限られた、そして平等に分け与えられた資産。これをどうやって使ったかによって、他人との差になります。
ですので、時間の使い方には、細心の注意を払うべきでしょうね。
■あとがき
今日のこの内容は、私が昨日参加したセミナーでの内容から、一部を抜粋したものです。
7つの習慣は、私も何度も何度も読み返しています。ですが、それでも昨日のこの話は、改めて時間の使い方の重要性を思い出させてくれる内容でした。
当セミナーでは、他にも有志でプレゼンを行われており、なんとも為になる時間となりました。
なにより、多くの学生や会社員の方々とコミュニティを築けたのは、自分にとって大きな財産です。
このセミナーの主旨は、「多くの人間との交流の場」。私もまた参加して、多くの方に触れ合ってこようと思います。
それでは。
from your @bamka_t
■関連エントリー
◆タスク管理で絶対にサボれないたった1つのこと。今日のToDoを書き写すべき理由とは。 / あなたのスイッチを押すブログ
◆メモとはトリガーである。その場ですべてを記録する必要はないのであって、メモることを諦めてはいけない。 / あなたのスイッチを押すブログ
◆タスクやスケジュールを自分の役割で分類すれば、時間と力の配分がコントロールできる。 / あなたのスイッチを押すブログ
