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【マジックマウス×BetterTouchTool】私がイチオシするジェスチャを一挙ご紹介します。
2012.03/07 (Wed)
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タッチパッドが充実しているMacbook Airでは必要ないかな~と思いつつ。それでもやっぱりマウスでの作業は快適なんで、思い切って買いました。
マジックマウスを買ったら絶対にやりたかったのは、BetterTouchToolを使った快適なマウスライフ♪
試行錯誤の結果、個人的にかなりイケテる設定ができたので、それをご紹介しようと思います。

■BetterTouchToolとは?

ダウンロードページ:Downloads » BetterTouchTool, BetterSnapTool & SecondBar
BetterTouchToolとは、タッチパッドやマジックマウスのジェスチャー(指の動き)を、自分で自由にカスタマイズできるアプリです。
もともとMacのタッチパッドは、複数の指の動きによって様々なアクションができるようになっています。
ですがこのアプリを使えば、この機能をもっと広げて、そして自分用にカスタマイズできるんです。
マックユーザーなら必須と言ってもいいアプリ。私はこれ無しではマックを使いこなせないんではないかとさえ思っています。
それでは、私が設定している各種ジェスチャーをご紹介します。今の段階では、私のベストセレクションだと思っています。

■二本指ジェスチャー

【Two Finger Swipe Right】=【command + →】(次のページに進む)
【Two Finger Swipe Left】=【command + ←】(前のページに戻る)
※スワイプは、左右への指の動き。二本の指を左右にシュッとスライドさせると、ウェブページの行き来ができます。
【Two Finger Click】=【Search selected text with Google】
※文字を選択した状態で、二本指でマウスをクリックすると、選択している文字列でGoogle検索にかけてくれます。超便利。
【TipTap Right】=【control + tab】(右のタブに移動)
【TipTap Left】=【shift + control + tab】(左のタブに移動)
※ティップタップはちょっと特殊な指の動き。一つの指を置いたまま、もう一つの指でタップするジェスチャーです。TipTap Rightであれば、人差し指をマウスに置きつつ中指でマウスをタッチ。
■三本指ジェスチャー

【Three Finger Tap】=【Middleclick】(リンクを新しいタブで開く)
※三本指で、マウスをちょんとタッチする。ウェブページのリンクを新しいタブで開きたい時に使います。
【Three Finger Swipe Up】=【Mission Control】
※指を三本、マウスの上に置いて、それを上部に向かってシュッとスライド。そうするとウインドウがパッと開いて、画面の混雑を解消できます。
【Three Finger Swipe Right】=【control + ←】
【Three Finger Swipe Left】=【control + →】
※三本指で左右にシュッ。これでデスクトップの行き来がスムーズに。直感的に。
【Three Finger Swipe Down】=【command + W】(ウインドウを閉じる)
※三本指を下にシュッとスライド。これで現在開いているページを閉じられます。ブラウザだとタブを閉じます。
■四本指ジェスチャー

【Four Finger Swipe Down】=【Open Launchpad】
※四本指で下にシュッとすると、アプリの一覧がでてきます。
【Four Finger Swipe Click】=【command + shift + T】
※四本指でクリックすると、直近で閉じていたタブを復元します。ブラウジングしているとき、誤ってタブを閉じてしまったときに便利。
マジックマウスにはかなり満足しています。
買う前は「小さいし軽いから、フィット感に欠けるのでは?」とか「タッチパッドがあるんだから、わざわざ買う必要ないんじゃないか?」とか考えて、かなり渋っていました。
でも、これはかなりオススメです。
重量という安定感と引き換えに、羽を滑らせるような滑らかさを手に入れたマウス。
そして、指を使うことで、まるで魔法を使うかのようにパソコンを操作できる快感。
マックとの相性が最強のマウスですね。
ちなみに気になっていた「指で触れたときの誤作動」ですが、これが全然起きない。なんとも不思議な作りだ。
from your @bamka_t
アップル - Magic Mouse - 世界初、マルチタッチ対応のMagic Mouse登場。 |
AppleStoreを超える楽しさ。品揃えが普通じゃないよ。Kitcutに行ってきたらニヤニヤがとまらない。
2011.11/23 (Wed)
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でも、その品揃えがハンパじゃない。
何がすごいって、かなりコアなアクセサリーが揃っていること。
例えばiPhoneケース。人気のアルミケースバンパー「BLADE」が置いてある店頭なんて、そうそうないです。AppleStoreにさえない。
しかも、店内がAppleStoreライクのかなりイカしたレイアウト。白を基調として、広々としていた店内は、いつまでたっても飽きさせない。ココらへんはAppleの血筋か!
ネットでの販売もしているので、関東圏の方もぜひ見てみてください♪Amazonとかでフラフラ探すよりも、目当てのものが見つかりやすいです。私もよく利用してます。
Apple Premium Reseller kitcut |
■店内は白が基調のAppleStoreライク

リンゴマークを掲げた店頭。ガラス張りから見る店内の装いがキレイ。

広々とした店内では、Apple製品をイジイジできます。私もiPhone4Sイジイジしちゃいました。

レジもスッキリ。お会計はMacを使うあたり、徹底してます。
■iPhoneケースの品揃えに驚愕

ずらっと並んだiPhoneケース。取り扱ってるケースも、普通じゃないです。

アルミバンパーが吊しで売ってるの、初めてみました。

高級ケース・アクセサリーはショーウインドウに。

さむーい冬に大活躍。iPhoneを操作できる手袋も置いてありました。。
■アクセサリの品揃えも普通じゃない

iPadケースも、量販店にはおいてないようなコア商品がずらり。

MacBook Airケースもずらり。これはかなりドキがムネムネしました。

細やかなアクセサリーも充実。コード巻きとりのコレも、かなり惹かれました。

話題性バツグンのカギ型のUSB。かわいい。
■オーディオ関係にも目移りしてしまう
オーディオ関係のアイテムも、かなり力いれているみたいです。イヤホン・ヘッドホン・スピーカー。もちろんBlueTooth対応型も。
嬉しいのは、各種オーディオ機器は、自分のもってるiPhoneやiPodで試聴ができること。聴きなれたお気に入りの曲で、聴き比べるのはまた格別。

大型のスピーカーから・・・

小型のイヤホンまで。見たこともないようなメーカー品も多種。

試聴は持参のiPodで可能。こういう気配りが嬉しい。

もちろんスピーカーの試聴も可能。なんじゃこりゃ!かわいいじゃねぇか。
■お店情報とネットリンク
◇店名:Apple Premium Reseller kitcut
◇住所:〒525-0025 滋賀県草津市西渋川1-23-23-C211
◇アクセス:JR草津駅(滋賀県)、西口から歩いて5分。エイスクエア内。
◇TEL:077-599-4104
◇営業時間:10:00~21:00
◇修理受付:10:00~18:00(メールも受付中:support@kitcut.co.jp)
オンラインストアはこちらから。
品揃えがかなり豊富、しかもコアでニッチなものが多いので超楽しかった。アップルファンじゃなくても、これはワクワクすること必至です。
関西にお立ち寄りのおりは是非!
あと、冒頭でもお話したとおり、オンラインショップもかなり楽しいです。ココで買い物のあてをつけて、アマゾンや楽天で買うといいかもしれませんね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
もしこの記事を気に入っていただけたら、シェアをして頂けると嬉しいです。
買ったからこそ分かる。もっと早くに買えばよかったと思う5つの有料アプリ。
2011.11/04 (Fri)
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ただ、「良さそうだなぁ」と感じても、「有料だし、なんだか踏み出せないなぁ」と感じたことありませんか?
私はそんな感じが多いです。数百円のために1時間ぐらい悩んじゃったりすることもしばしばあるぐらい。それほど優柔不断なんです。
でも、ある時をきっかけに買ってみることもあります。そんなときはだいたい、「これはスゲェ!!」と感じるとともに「早く買っておけばよかった」と後悔するんですよ。
そんな、早く買っておけばよかったアプリを厳選紹介しようと思います。
■Tweetbot
Twitterクライアントは無料でも高機能のものがたくさんでています。その中でもSoichaはかなり優秀で、最近までずっと使用していました。
でも、何かが足りない。
そう、「楽しさ」が足りなかったんです。
せっかくこれだけ面白いウェブサービスがあるのに、楽しさがなければ長続きもしません。触るのも億劫になって、どんどん手から離れていってしまいました。
そんなときに、初めて有料のTwitterクライアントに手を出しました。それが、Tweetbot。
Tweetbot ― 個性あふれるTwitterクライアント 1.7.2(¥250)

現在の価格: ¥250(サイズ: 10.1 MB)
販売元:
現在のバージョンの評価:




全てのバージョンの評価:






これがまた楽しいのなんのって。ガッチャンコガッチャンコと爽快な機械音が気持ちのいいアプリです。
これを入れてから、Twitter率が確実に上がりましたよ。動作も軽快で、触ろうという気にさせてくれる最高のTwitterアプリです。
■Fastever・Fastever Snap


カテゴリ: 仕事効率化, ユーティリティ
販売元: rakko entertainment - rakko entertainment(サイズ: 2.6 MB)
全てのバージョンの評価:







カテゴリ: 仕事効率化, 写真/ビデオ
販売元: rakko entertainment - rakko entertainment(サイズ: 2 MB)
全てのバージョンの評価:




Evernoteを使用している人にとっては、もはや当たり前に近く使っているアプリです。
が、勧められれば勧められるほど、なんか買いたくなくなるじゃないですか(笑)天邪鬼ここに極まるって感じですが。
買わなかった理由は機能が単純すぎて、お金を払うほどなのか?って思ってしまったからでした。
だって、Fasteverについてはテキストを入力してEvernoteに送るだけだし、Fastever Snapについては取った写真をEvernoteに送れる。それだけですもん。
でも、このスピードが大事なんだと、買ってから気づかされました。
気づいたこと、思いついたこと、考えたこと、見たもの、感じたもの。これらの鮮度は秒単位で落ちていきます。鮮度を高くするには、保存までの時間を極限まで速めることが大切。魚と一緒ですね。
その鮮度を保つのにとても役立つのが、このFasterver系です。単純な機能なはずなのに、他の代替アプリがない。すげーアプリだな、まったく。
ちなみに、ここまで天邪鬼精神を貫いていた私が買った理由は「Evernote系ブロガーであれば入れるべきだ」なんて単純な思いでしたw
■Reeder


カテゴリ: ニュース
販売元: Silvio Rizzi - Silvio Rizzi(サイズ: 4 MB)
全てのバージョンの評価:




RSSリーダーの王道アプリですね。RSSを購読している人にとっては「Byline」と「Reeder」のどちらにしようか迷うところだと思います。
私は「Byline」を買ってしまったが故に、「Reeder」に手を出せずにいました。だって同じ機能のアプリを、しかも有料です。かなり躊躇われましたよ。
でも、「Byline」に不満があったことも事実。それは、圧倒的なスピード不足でした。
「Byline」は素晴らしいアプリです。キャッシュに保存することで全ての記事をオフラインで、しかもレイアウトを崩さずに読める。これはホント嬉しかった。
でも、iPhoneでそこまで熟読することってないなって気づいたんです。iPhoneでRSSを読むのは、決まってスキマ時間。熟読するのはMacbookAirを使うときでした。
だったらRSSリーダーはスピード重視・あとで読む記事を選定することに特化した方がいいと感じたのです。
その点で言えば「Reeder」は最強です。間違いなく。
「Reeder」では、記事のタイトルがリストになって表示されます。そのリストを、左にスワイプすればスター・右にスワイプすれば既読にできるんです。


そこで私は、一瞬でも気になったものはとにかくスターを付け、まとまった時間にすべてのページをMacで読むという方法にしました。
これによって、一日数百件たまるRSSフィードをストレスなくこなせるようになったのです。それもこれも「Reeder」があったからです。ホント、早く買えばよかった。
RSSを最速で読みこなしてみせる。スター付けてを一気に処理するのが吉。 / あなたのスイッチを押すブログ
■OneCam [連写,静音,ジオタグ]
カメラアプリって楽しいですよねー。Hipstamaticとかの画像加工系は楽しくてついつい買い込んでしまいます。
ですが、この「OneCam」についてはあまり魅力を感じていませんでした。画像の加工も編集もできない。できるのは、シャッター音を消して撮影できるだけ。
(厳密には、画像サイズの調整や写真に日付を入れられたり、連射機能やタイマー機能はあります)


カテゴリ: 写真/ビデオ
販売元: Walker Software - masahiro seto(サイズ: 3.7 MB)
全てのバージョンの評価:





なんの役に立つのだろう?と思い、買うまでにかなり躊躇しました。
でも、これも買ってホントよかった。シャッター音が邪魔になるケースって、日常のなかに意外と多いんです。
例えばレストランの写真・厳粛なイベント・人が溢れる街中を撮影するときでさえ。
これは、買わないと分からない感覚だと思います。買って使ってみて、初めて「あぁシャッター音がないと人の目を気にせずストレスを感じないでいられる」と思えるんです。これは使ってみないとわからない。
だからこそ、買ってよかったと思っています。買わなければ分からない気楽さが、このアプリには潜んでいるんですね。
■WorldCard Mobile
社会人になってみないと分からない、意外な問題。それは名刺の管理でした。
新人の使命ですが、日増しになっていく名刺の数々。営業職としてはそれらをアドレス帳に入れないわけにはいきませんでした。
しかし、これがチョーメンドクサい。私はMobileMe会員だったのでパソコンで編集できたからまだいいですが、これをすべてiPhoneで登録すると考えたら・・・うわぁ。
それをメッチャ楽チン作業にしてくれるのが「WorldCard Mobile」です。


カテゴリ: ビジネス, 仕事効率化
販売元: Penpower Technology Ltd. - Penpower Inc.(サイズ: 21.2 MB)
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名刺を写真で取ると、会社名・氏名・電話番号・メールアドレスなどを読み取って、自動でアドレス帳に登録してくれます。
しかも、精度がメチャ高い。編集が必要なのは10%ぐらいで、普通に使っていれば編集せずに登録できるレベル。
でもこれ、かなりお高いアプリ。\1,000を超えるとなれば、なかなか手をつけられないですよね。私もかなり迷った挙句、えいやぁで買ったアプリです。
ですが、買ったことを後悔したことはありません。ホント、買ってよかった。時間をお金で買ったと思えば安いと言えますよ。それぐらいオススメなんです。
■逆に無料でも全然いけるアプリ達
有料アプリ>無料アプリだと言い切れるわけではありません。無料でも充分・不足なしってアプリも山ほどあります。それほど無料アプリの性能も上がってきてるんだと思います。
◇マップ系アプリ
→乗換案内・純正マップ
電車であれば「乗換案内」、徒歩とか周辺地図であれば純正Mapアプリ。この2つがあれば迷ったりすることはまずありません。「乗換案内」には時刻表もありますし。
◇レストラン検索系
→純正マップ・食べログ・ホットペッパー グルメ・ぐるなび
これも有料はいらないなぁ。周辺のコンビニとかは、純正マップで「コンビニ」と検索すればでてきますし。周辺の有名店が知りたければ「食べログ」「ホットペッパー」「ぐるなび」の3つがあれば大抵は大丈夫。
◇アドレス帳系
→純正アドレス帳
iCloudになって、どなたでもiPhoneアドレス帳とウェブ上iCloudが同期できるようになりました。これでグループ分けもウェブで行えるようになりましたね。
また、そもそもグループ分けが必要かどうか考えると、実はいらないんじゃないかと思っています。
だって、連絡先を調べる一番速い方法は、純正アドレス帳の検索窓に氏名でも会社名でも入れることですから。あんまりグループ分けの必要性を感じてはいないのですよ。
アプリを入れるのって楽しいですよね。iPhoneが広がっていく感じが、とってもワクワクします。
ただ、有料アプリに踏み出すにはちょっと勇気が必要です。そんなときは缶コーヒー何杯分かを考えたり、考えている時間がもったいないと考えてしまいましょうw
私はいつもそんな感じ。結構えいやぁで買ってしまうのですw
あとは有名ブロガーさんのレビューなんかを大いに参考にして、後悔のない買い物を心がけたいですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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スティーブ・ジョブズ氏を偲んで。Appleは私のすべてを変えてくれた。
2011.10/08 (Sat)
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はじめはなんとも信じられないような気持ちで、「また虚構新聞か」とも思いました。しかしネットを見てみれば、それが事実だとすぐに分かりました。
そしていま、なんとも言い難い気持ちではありますが、心に穴が空いたような感覚でいるのです。少し経てば「ワンモアシング!」とジョブズ復活の報道でもされるんじゃないか。そんな気さえしています。
・・・もう、彼のプレゼンは聞けないのですね。
少し寂しい気持ちに浸りつつも、彼が私の生活をいろいろ変えててくれたことを思い出しました。私は開発者でもなければITのプログラマでもない。そんなただの一般人の人生を劇的に変えました。
Appleとの出会い

Appleとの最初の出会いは第4世代iPodでした。あれは高校も終わり、大学に入り始めの頃だったかなぁと記憶しています。
欲しいと思ったきっかけは、実の兄貴でした。3つ上の兄貴はその頃から音楽に没頭しており、外出先で音楽を聞くことが当たり前の生活でした。そんな兄貴からのオススメで、iPodを知ったわけです。
その頃、外出先で音楽を聞くといえばソニーのウォークマン(しかもMD)とか、CDプレイヤーを持ち歩くとか。そんなのが普通。
でも、iPodはそんな生活を劇的に変化させました。それは、データを持ち歩くという概念でした。
録音された媒体があって、それを再生する機械がある。これが普通でした。よくTSUTAYAで借りたCDをMDに落としてたなー。懐かしい。
それがiPodどうでしょう。録音された媒体は必要としないで、再生できるデバイスだけで音楽が聞ける。しかも、CDのアルバムにして数百枚という単位。これを衝撃と言わず、なんと表現していいのか。
そこから、私の外出先の相棒はiPodでした。それこそ、どこに行くにも。大学の長い通学時間は、コイツなしでは過ごせませんでしたね。
デザインも、私は今でも結構気に入っています。
前面がApple特有の白色で、後ろが銀のメタリック。操作はいたって簡単で、曲の選択はホイールをなぞって、決定するときはホイールを押す。
ボタンが少なく、だれでもすぐに使えるという特徴が前面にでた製品でした。
買ったそのすぐ後にiPod Photoが発売となり、「なんだよ液晶がカラーになってるじゃねーかー」と悔しい思いをしたのは、いい思い出です。そう、このときはまだ液晶は白黒だったんですよねー。
しかし、このときはまだ「Apple製品の魅力」に取り憑かれたわけではなく、単純に「iPodって便利だなー」程度でした。Appleにどっぷりハマるのか、もう少しあと。
MacBookとiPhone3G
iPhone3Gの発売が2008年6月。私はこのとき大学4年生。まだ自分のパソコンを持っておらず、必要性すら感じてはいませんでした。
たまに家のWindowsPCを借りて、ネットで調べ物をするぐらい。
ケータイもAUで、一般的な折り畳み式のモデルを愛用していました。
そんな2008年の11月、兄貴がiPhone3Gを買って見せびらかしてきました。この時の兄貴は、既にAppleにどっぷり浸かりきっていましたね。
そんな兄貴が、私にiPhoneとMacの魅力をメッチャゴリ押ししてきました。無知だった私の正直な感想は「なんかよくわかんないけど、チョー面白そうなケータイだ!」でした。
そして、ここで私の天邪鬼精神が発揮。「iPhoneなんか友達は誰ももってない。持ってたら注目されるんじゃね?」。そんな短絡的な想いから、ドンドンiPhoneの購入意欲が倍増していきました。
そして、「iPhone買うならパソコンが必要だよな。そろそろ自分のパソコンが欲しいし。・・・せっかくiPhone買うなら、パソコンはMacじゃね?」というこの単純思考回路。
そんなわけで、Mac入門機としてMacBookを買い、2008年年末に念願のiPhone3Gを手に入れました。そして、ここがターニングポイント。私がパソコンにどっぷり浸かるきっかけとなった時でした。
MacBookを買って感動したこと

一番驚いたのは、充電のジャックだったことを今でも覚えています。ずっとWindowsPCしか知らなかった私には、磁石でパシュっとくっつく感じが新鮮でたまりませんでした。
そして、電源を入れる。
ドゥー――ン(リンゴマーク)。・・・そして流れるウェルカムムービー。なんだこの遊び心はと。
ってか、電源入れてから起動がはえー。動作はえー。なんじゃこりゃ―。こりゃあもうWindowsには戻れねーぜ―。
そんな感じで、一つ一つがすべて新鮮。そこからパソコンの魅力、そしてApple製品の魅力に吸い込まれていきました。この「吸い込まれる」という表現がコレほどピッタリくる感覚も、Appleならではです。
このMacBookは、今でも私の部屋に置いてあります。ハードディスク化されていますが、私の出会いのパソコンということで、愛着もそうとうあるんですよね。
白色のMacが最近廃盤になりましたが、やはりAppleのトレードカラーは白。その白を前面に出したこのMacBookは、今をもっても色褪せないデザイン性を持っていますね。
iPhone3Gが変えた私の生活スタイル

さて、MacBookと同時期に購入したiPhone3Gですが、正直右も左も分かりませんでした。ってか、なにが便利なのかもよく分からなかった。
だから、必死でiPhone系ブログを読みあさっていました。来る日も来る日も、どうしたらGmailをプッシュ通知できるかに躍起になっておりました。
必死になればなるほど、苦労をすればするほど、愛着が湧いていくのが人の性。日増しにiPhone3Gが自分のマストアイテムとなっていき、気づけばコレなしでは生活できないぐらいまでになっていました。
iPhoneの魅力って「こんなこともできないかなー」と思ったことが大抵は形にできること。
天気を知りたい。電車の乗換を手軽に。写真を加工したい。行った場所を地図に保存したい。そんな欲求は、アプリを入れるか、ウェブサービスを利用したパソコンとの連携で解決できる。
このカスタマイズ性・拡張性の高さがiPhone最大の魅力です。この感覚は、今も昔も変わりありません。
スケジュール管理・タスク管理・ライフログ・情報収集などなど。気がつけば、生活のすべてはiPhoneとMacBookでできあがるようになっていました。
ブロガーとしての活動のキッカケをくれた

iPhoneを手に入れて、その活用方法を必死に学んでいくうちに、数々のブログにお世話になりました。それはiPhoneの情報のみならず、ライフハック系・Google系・Mac系などなど。
「Google Mania」・「iPhone 3GWiki」・「iPhone+iPad FAN (^_^)v」・「シゴタノ!」・「earth in us.」・「lifehacker」・「IDEA*IDEA」・「MACお宝鑑定団 blog」・「Macの手書き説明書」。
こんな数々のブログにお世話になっていて、自然と湧き出た感情が「自分もこんな文章を書いて、誰かの役に立てるようになりたい」でした。これが、ブログを始めようと思ったキッカケです。
まぁキッカケはここでも、何度も心が折れて挫折はしましたが。始めては続かず、再開してはまたやめて。そんなことを繰り返したのち、やっと今の形になることができました。
ただ、すべての原点はiPhoneとMacBookを手に入れたことでした。そこで生まれた好奇心が数々のブログとの出会いを生み、そして面倒くさがりでテキトーな私に一つの大きな趣味を与えてくれました。
スティーブ・ジョブズへの想い

Mac系のブログを読みあさっていた頃い出会った一つの記事。「スティーブ・ジョブズの感動スピーチ(翻訳)字幕動画」 by 我ら、地域の仕掛け人!。
このスピーチに心を奪われ、スティーブ・ジョブズとは何者ぞ?と興味を抱きました。そして、数々の動画・プレゼンを見てまわり、彼の人柄に惹きこまれていきました。
そして読んだのが「スティーブ・ジョブズ-偶像復活」。スティーブ・ジョブズ氏の半生を、とても詳しく記した本で、彼を知りたいならオススメの一冊です。
彼を知っていくうちに分かってきたことは、ひとつ。私は、彼にはなれないということ。
カリスマ性があって、超自己中で、我が道だけを突っ走って、人とは違う発想力をもちつつそれを形にできて、でも自分の力ではなにもできなくて、それでも理想だけを追い続けていく。そんな彼に憧れを抱きますが、決して私は彼のようにはなれない。
でも、多くのことを学びました。その中でも、私に大きな影響を与えてくれたのは3つ。
スティーブ・ジョブズ氏が与えてくれた3つの学び

◇1つ目は「自分の力では何もできなくても、自分が何もできないということにはならない」ということ。
彼は技術者ではありません。自分の力だけでは、形にする術を知りません。ですが、人の力を借りることで、彼の頭の中にある理想を次々と形にしてきました。
人は自分の力だけでは足りません。なにもできないんです。ですが、三人寄れば文殊の知恵というように、足りない知識やスキルは人の手を借りることで理想を現実にできます。
人の助けを借りることは恥でもなんでもない。むしろ利用するべき資源であると、彼の生き様から学びました。
◇2つ目「集中するとは、その他100の事にNoと言う」ということ。
彼は完璧主義で、こだわりについては異常なまでの執念をもつ人でした。彼のもつ完璧さを実現する秘訣は、不必要なものを極限まで排除することでした。エレベーターに乗り合わせた社員が気に入らなければ、その場でクビを言い渡すほどですからね。
私たちは集中しようとするとき、その一点に意識を集めようとします。ですが、それは集中ではない。
真っ白い紙にある一点に集中しようとしたとき、黒い点を打つことが集中ではありません。その1点を除いて、全てを黒に塗りつぶすことが集中なのです。
◇3つ目は「Stay hungry, stay foolish.」。ハングリーであり続けろ、バカであり続けろ、ということ。
彼が満足したときってあったのだろうか。そう思うほどに、彼は次へのステップを止めることはありませんでした。
iPodからiPhoneへ、iPhoneからiPadへ。一つの完成は終着駅ではなく、次へのステップだったと言わんばかりにNextがある。その原動力は、彼の貪欲さにあったようです。
満足からは何も生みません。不平不満こそが、未来を良くしようとする原動力になるのです。それを教えてくれたのは彼でした。
まとまりのない文章ですみません。ただただ、Appleへの想いをつづりたかった。そして、スティーブ・ジョブズ氏への感謝を表現したかった。それだけが今回のエントリーの趣旨でした。
彼は多くの変化を与えてくれました。それは私だけではなく、世界そのものを変えてしまった。それほど大きな財産を失ってしまったことに、今深い悲しみを覚えております。
しかし、彼が残した多くのものが、今の世の中にはあります。
彼がいなくなったこの世界が、彼の「One more thing」。次の世の中がどう変わっていくか、そしてAppleがどう進化していくのか。彼の死は深く悲しいできごとですが、次への期待でもあります。
スティーブ・ジョブズ様。本当にありがとうございました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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