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【書感】デジタルとアナログのハイブリッド。それが織り成す効果は想像以上かもしれない。
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デジタルとアナログのハイブリッド。現代における英知の結晶である、この2つのツール。融合は困難だと思われていたが、ついにメスを入れる人物が現れた。
これは、「シゴタノ!」「R-style」でお馴染みの倉下忠憲さん(@rashita2)が、ご自身のタスク&スケジュールマネジメントについて赤裸々に語った、暴露本である。
と、ちょっと宣伝っぽい出だしになってしまいましたが。いやぁこの本はスゴい。普通、この手の本は理想論を語って「あとはご自身で方法を見つけてみてくださいね(ハート)」と、読者に投げっぱなしになりがちですが。
この本は、違う。倉下さんがご自身で活用しているタスク&スケジュールマネジメントの方法について、具体的に、そして分かりやすく解説していらっしゃいます。
自分がどういう理由でほぼ日手帳カズンを使っているのか。なぜデジタルに一元化せず、紙の手帳を手放さないのか。その意味合いを語っています。
また、Evernote・Googleカレンダー・ほぼ日手帳カズンなどのツールについても、使い方を一つ一つ丁寧に解説しています。

複数のツールを使い、1つのシステムを構築する
古代より、ビジネスの傍らには、いつも手帳がありました。そんな古くもないかもしれませんけど。
ですが、この現代社会、技術の発展と共に働き方も多様化していて、その人にとって最適なツールがなんなのかを見出すのが難しくなりました。
あぁ、iPhoneを使おうか。いやいや紙の手帳も捨てがたい。あたふたあたふた。・・・これが今の私です。
でも、ツールにこだわることこそ、そもそも間違いの始まり。重要なことは、そのツールを使って、何を成し遂げたいのかということ。
働き方も多様化する時代においては、1つ1つの「ツール」に注目するのではなく、手帳を「システム」として捉え、多様なツールを適材適所に配置していくこと求められます。
<中略>
自分が管理したい情報は何なのかを考えたうえで、それらを最適なツールに割り振っていく、というアプローチになります。
つまり、単一のツールに注目するのではなく、複数のツールから1つの「システム」を構築していく、という考え方になります。
デジタルにはデジタルの、アナログにはアナログの良さがあります。残念ながら、デジタルではアナログの良さの全てを包括することは、まだできません。いずれは来るのかもしれませんが、今ではない。
ですから、アナログとデジタルは、上手く付き合っていく必要があるんです。それが本書の目的、ハイブリッドです。
アナログツールとデジタルツールの、良いとこ悪いとこ
アナログとデジタルを融合するにあたって、それぞれの良さを活かせるシステムにしなければ意味がありません。足の引っ張り合いでは意味がないのです。
活かすためには、まず理解すること。アナログとデジタルの、それぞれの良さと悪さを理解することで、互いの高め合うことができます。
◇アナログツール
メリット:フットワークが軽い。見返しやすい。電源などの制約がない。
デメリット:データの移動が手間。検索ができない。
◇デジタルツール
メリット:データの編集が得意。大量の情報を容易に扱える。クラウドツールと連携させることで複数の機器でデータの同期を取ることもできる。バックアップも簡単。
デメリット:電源などの制約がある。
これらのメリット・デメリットを鑑みて、いいところを活かしていこう。それを上手く形にしたのが【クラシタ式「ハイブリッド手帳」システム】です。
クラシタ式「ハイブリッド手帳」システムで使われるツール
私の「ハイブリッド手帳」システムは、「スケジュール管理」「タスク管理」「メモ管理」「目標管理」の4つから構成されています。
そして、それぞれの管理システムには、それぞれ最適なツールを割り当てています。
タスク管理:Evernote・Dailyタスクリスト
スケジュール管理:Googleカレンダー・Weeklyプランナー
メモ管理:iPhone・ロディア・モレスキン
目標管理:ほぼ日手帳・文庫本ノート
これらのツールの連携プレーが鮮やかすぎて、感動しっぱなしでした。この本、最高です。メッチャ分かりやすいので、これらのツールを使っている人には、絶対に参考になります。
具体的なツールの使用方法は、是非本書を読んでみて頂きたいと思いますが、まずは立ち読みでもいいと思います。立ち読みのわずかな時間でも、絶対引きこまれます。そして、レジに吸い込まれるでしょう。そういう本です、これは。
私も、クラシタ式「ハイブリッド手帳」システムで使われているツールは、ほとんどが使ったことがあります。ですが、1つ1つが独立していて、お世辞にも連携しているとは言えませんでした。
それは結局、それぞれのツールの良さを活かしきれていなかったからなんでしょうね。この本を読んでいて痛感しました。
それぞれのツールについて、ここまで熟考してる方は他にいないんじゃないでしょうか。いや、いたとしても、ここまで分かりやすく解説している本は今までなかったと思います。
私は、このアイデアをパクることを決めました。早速Loftに行ってWeeklyの手帳リフィルを買ったほどです。機会をつくって、その成果をこれから少しずつ紹介していこうと思います。
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【書感】ブログを自分色に染める!! 自身をブランディングするという考え方!!
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これは、@OZPAさんがご自身のブログ「OZPAの表4」を人気ブログに成長させるまでの過程を描いた、母子手帳のような本である。
ちょっと成長が早すぎて、生後半年で25万PV達成なんて偉業を成し遂げた、神童的ブログなわけですが。それもこれも全て、親であるOZPAさんが手塩にかけて育ててきたからこそ。
成長をさせるために必要なコツについても、いろいろ書かれているのですが。今回は超個性派・特徴的フレンドリーな文体を書くOZPAさんの「セルフブランディング」について。

■書けばその色に染まる、OZPAさんの文章
@OZPAさんの文体って気が楽なんですよね。ご本人曰く、メッチャふざけてるって言ってますけど、適当なことを言っているわけでは決してない。きっと、真面目なことを真面目な顔して言えない、恥ずかしがり屋なんですね!! 直接お会いしたことないですが。あぁ。。一度でいいからお目にかかってみたい。いや、一度と言わず2度3度。
でも、それが不思議と惹き込まれていくんです。
型破りだと思う。
だって、本を出版して、そのタイトルが「あっという間に月25万PVをかせぐ人気ブログのつくり方」なんて、いかにも方法論が満載のカッコイイ内容だと思うじゃないですか。
でも中身を読んでビックリですよ。堅苦しい表現なんて、ホント少ないんです。語尾は「ですます」で締めてはいるんですけど、普通に話している感じ。それも親しい友人に話すみたいで。
ブログを始めた経緯のくだりなんか、「エロアプリを探してます宣言」でしかありません。いや、他にも話してましたが、インパクトが強すぎました。
でも、それがいわゆる「OZPAさんらしさ」、つまり「セルフブランディング」って事なんです。
自分を着飾ったり、かっこ良くみせようとしない。ありのままの自分。ハダカのOZPA様。
その洋服を脱ぐまでには、いろいろと思うところがあったようです。その話を聞いて、「セルフブランディング」について気づかされた私でありました。
■セルフブランディング
世はまさに、大ブログ時代!! って、言っていいぐらいブログが日常的に溶け込んでるいま。他のブログと自分のブログ、なにが違うんじゃ?ってのがないと、なかなか目を向けてもらえない。高校までは誰からも慕われる人気生徒が、大学行ったらサッパリ目立たずって感じです。
だけど、自分をねじ曲げてまで目立とうとすると、疲ればかりが溜まってしまって続かない。
そこでOZPA氏は言います。
自分にできること、自分にしかできないこと、
自分のテイストで表現して、ユニークに暮らしちゃおう。
自分には自分の色がある。OZPA氏はそれを良く把握していらっしゃるのだと思う。だって、こんなにも砕けた話ぶりをできる人、そうそういませんもん。でも、それが「自分テイスト」。
その「自分テイスト」を見つけるにあたって、OZPA氏がやったこと。それは、「数をこなして見つける」ことと「自分ルールをぶっ壊す」ってこと。この2点だったようです。
■数をこなして自分を知る
自分を表現できる文体をみつけるには、多くの記事をバンバン書いていくっきゃない。書いては読みなおして、書いては読みなおして。そうやって見つめ直すことで、「これは違う。」「こう表現したほうがオレらしい」と分かってくる。
文章で自分色をだすって、話しをすることなんかよりよっぽど難しいんです。一朝一夕じゃできないから、甲子園球児が素振りをするが如く、書きまくるっきゃない。それで初めて、型ってのができるわけです。
■自分ルールをぶっ壊す
人って知ってか知らずか、気づかないうちに「自分ルール」を作っちゃう。「こうあるべき、こうするべき」が頭ン中にあって、そこから抜け出せない。カッチコチ。
OZPA氏にもあったようです。
こういったライトな記事をこれまで書いていなかったのは、「このブログには、しっかりと練りこんだ記事や、きちんと下調べをした文章を差し入れるべきである。」と強く思っていたからです。
~中略~
しかし、よく考えてみると、そんなこと、誰からもお願いされていません。このブログにはしっかりと練りこんだ文章以外アップしてはいけない――こんな固定観念を捨て去るのには、時間がかかりました。
きっとご本人も、自分がいつ・どこでこのルールを作ったのかは分からない。けれどもいつからかできあがってしまった「自分ルール」。それを打ち破ったのが、今のくだけたOZPA様です。
「ブログなんて何を書いても良いのだから、もっと自由にやろう」と意識をシフトできたからこそ、羽を伸ばしきって羽ばたいているOZPAさんがいらっしゃるのですね。きっと今では、羽のたたみ方は忘れてしまっているかも(笑) でも、それぐらいのびのびやっているのが、読み手にも伝わってくるのがOZPAさんの文章です。
本書を読んで思ったこと。それは、「タイトルはこうあるべき!!」「文章の構成はこう!!」って、あんまり考えすぎないほうがいいのかなって。
いや、たしかに、人を惹きつける文章・人が読みやすい文章を書くのも、ブロガーとして必要な技量だと思います。ないがしろになんかできません。
ですが、そうすることで「埋もれてしまう」「自分のテイストが伝わらない」「ルールを破れない」っていうんじゃ、もったいない気がするのですよ。
技術はもちろん学ぶ。しかし、その技術を活かすための土台となる「ブログと文章を自分テイストに染め上げる」ってのが、まずはブログを書くうえで大切なんじゃないかな。
最後になりましたが。OZPA様。失礼な言い回しが多々あった事をお詫び申し上げます。すみませんでした!!
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目標=やりたくない事?
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誰もがその意見に賛成で、あなたも一度は作った事があるかもしれない。
しかしだからと言って、次の日から何かが劇的に変わるわけではない。
変わらない日々が続いくことにウンザリして、考える事をやめてしまう。
もしくは、その目標を自然に忘れてしまう。
…でも、それは仕方ないんだ。
だって、作り方がいけなかったのだから。

■「良い目標」の見つけ方
目標はどうやって作ればいいだろう?
普通の人ならきっと、いきなり「やりたい事」を書き始めるだろう。
でも、それは良くない。
何故なら、
その「やりたい事」の中には、知らず知らずのうちに「やりたくない事」も含まれているからだ。
つまり、「やりたいと思い込んでいる事」が紛れ込んでしまうってことなんだ。
「やりたい事」は、自分で自覚していなかったり、世間体に流されてしまってることが多い。
頭が望んだとしても、心が望まないってこともあるんだ。
だから挫折してしまう。投げ出してしまう。
自分が本当にやりたい事だけを抽出するのは、意外と難しいことなんだ。
では、じゃあどうすればいいか?
簡単だ。
「やりたくない事」を見つければ良い。
自分の汚い部分、目を逸らしたくなる部分、強烈なエゴ。
そういう負の面を、思い切って表に出すことが大切になる。
例えば、私の場合はこうだ。
・頭を下げたくない!
・媚びたくない!
・金に困って惨めな人生を送りたくない!
・人のスケジュールに組み込まれたくない!
・楽しくないのに、自分を偽って笑うのは嫌だ!
・同じ毎日を過ごしたくない!
・つまらないのは嫌だ!退屈したくない!
・他人の言葉にも反応したくない!感情的になりたくない!
・無力でいたくない!人の役に立てないのは嫌だ!
・目立たない人生なんて嫌だ!
こんな感じ。
こうして、自分の「やりたくない事」がわかって初めて、本当に自分がやりたい事が見えてくる。
「やりたくないこと」を明確化することによって、本当にやりたいことが見つかる。それは、あなたが潜在的に思っている願望を引き出してくれる。世間体、家族からの期待、友人・知人の常識。そんな手垢のついた「やりたこと」ではなく、あなたの心が求める、本当の「やりたいこと」に光を当てる。
by 神田昌典 from 「非常識な成功法則」
自分の本音って、基本的には汚いものです。普段は目をそむけてしまいがち。
でも、それを見ずしては、自分の本当の気持ちと向きあうことはできないのかもしれません。
あなたの「やりたくない事」は何ですか?
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【書評】今だから見直す、チェックリストの大切さ
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そんなとき、あなたならどうしますか?新しいツールを試してみますか?集中力をあげるためのライフハックを探しますか?それも、ひとつの方法だと思います。しかし、もっと簡単に、そして確実にミスを軽減する方法があります。
それは・・・チェックリストです。

失敗の原因は2つ
失敗をしてしまう原因には、多く2つあります。一つは「無知」によるもの。もう一つは「無能」によるもの。
「無知」とは、つまり知らないこと。予知できない自然災害なんかは、これに当たります。はたまた科学をもってしても分かっていないことであったり。病気とかはそうですよね。ひとは全知ではないので、知らないことはまだまだあります。
この「無知」が原因であるばあい、それはある意味ではしかたないと思う。だって、知らないのですから。問題になるのは、もうひとつの方。
「無能」とは、知識はあるのに、それを上手に活用できていないことを指します。例えば、昨日わたしは外食したのですが、そのとき店員の方がお釣りの額を間違えました。レジにはわたしの支払額が記入され、合計金額の差し引き額が表示されていたにも関わらず、です。
この場合、知らなかったからミスをしたわけではありませんよね。知識があるのに、それを活用できなかったのが原因で、間違いは起こったわけです。
そして、ひとは「無能」が原因で起こったミスに対して、とても大きな怒りを覚えます。レジ打ちの間違いなんか、わたしは気にしませんが、これが病院でのミスであったらどうでしょう。命にかかわる現場では、ちょっとしたミスが生死をわけます。怒り、なんて単純な感情でおさまりそうにはないですよね。
この「無能」が原因で起こるミスを減らすのに、チェックリストが大きな力を発揮するのです!
チェックリストの効果
「無能」が引き起こすミス。これには2つの要因があります。
一つは、手順をはぶく誘惑。何度もおなじ作業を繰り返していると、ひとはその作業の効率化をはかろうとします。効率化(という名目)で、なにか一つ工程を飛ばしたりはぶいたりすることは、一見速さを得られたように感じるかもしれません。ですが「そもそもなぜ、この工程が必要だったか?」を考えず、安易に単純化することは、のちのちの大きな問題へと発展しかねません。
もう一つの要因は、記憶力と注意力の危うさです。ひとの記憶なんかは、時間が経てば劣化します。
If you want to test your memory, try to recall what you were worrying about one year ago today.
-E. J. Cossman.
記憶力を試したければ1年前の今日何を心配していたか思い出してみなさい。
(E.J コスマン)
また、注意力についても、ひとって結構あいまいです。マージャンやるひとなんかは分かるかもしれません。自分の手がメッチャ良くて、テンションがMAX!!そんなときが一番危なくて、いつもなら絶対しない凡ミスや、相手の安手に振りこんでしまうこともあるでしょう。それぐらい、ひとの注意力というのは、その都度大きく変化してしまう物なのです。
「その解決法が、チェックリストって。あんな単純なもので解決になるの?バカらしく思えるよ。」という声が聞こえてきそうです。ですが、チェックリストの効果は本書を読んで頂ければ分かります。複雑な業務、予想できないアクシデントが日々起こる現場で、チェックリストは今もなお活躍しています。例えば、飛行機の操縦・一流レストランの厨房・病院での手術・超高層ビルの建設現場などなど。
上手なチェックリストを作る6つのコツ
チェックリストを作るための、チェックリストを紹介します。これらの手順にそって作成すれば、良いチェックリストが作れるかと思います。また、その中でも特に重要だと思われる6つのコツを、以下にまとめました。

1.いつチェックを行うのか?を決める。
チェックリストを確認するタイミングを明確にする。例えば、朝起きてからチェックするのか、外出前の5分でチェックするのか。そのチェックポイントを予め決めておく。
2.「行動のちチェック」なのか「チェックのち行動」なのか
「行動のちチェック」とは。まず、各自に知識と経験をもとに、それぞれ仕事をしてもらい、先に述べたチェックポイントに到達した際に確認するということ。
「チェックのち行動」とは。確認しながら、順番に手順をこなしていく方法。例えば、料理なんかはこっちにあたりますね。
3.長すぎてはいけない
チェックリストは長すぎてはいけない。項目の数として、5個~9個ぐらいがちょうどいいらしい。人間の脳が一度に保持できるのも、この程度だと言われている。
ただし、これは絶対の原則ではない。チェックリストを確認する時間が20秒しかない時もあれば、数分ある時もある。それは、状況によって適切な項目数を模索していけばいい。
しかし、ひとつのチェックポイントで60秒~90秒かかってしまうと、チェックリストという存在自体が邪魔に思えてしまい、ずるをしたり手順をはぶいたりする原因となる。なので、各項目は【飛ばされがちだが致命的な手順】に絞るのが良いのだそうだ。
4.文章はシンプルかつ明確に
だれが見ても理解できる文章。誤解がなく、勝手な判断が介入しないような文章にしなければいけない。
5.見た目も見やすくする
極力1ページにおさめる。余計な装飾や色使いは避けて、大文字・小文字を使い分けて読みやすくしてあると良い。とにかく、ぱっと見てわかるような見た目にする。
6.実際にテストして、改良を重ねる
作ったリストが、つくったその日に絶大な効果を発揮しないかもしれない。また、リストに穴が見つかったり、追記したいことも出てくるだろう。ただし、これは実際に使ってみなければ分からない。実現場でつかい、試行錯誤を重ねて完成させるのだ。
今まであまりチェックリストって気にしたことありませんでした。ってか、そんなに効果的なものとも思っていませんでした。ですが、単純だけれでも一番基本的なところですよね。意外な効果があることを本書で知りました!今日からでも、試していこうかと思います♪
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今からでも間に合う20代にしておきたい17のこと
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人生を後悔せず豊かに充実して生きて行くために必要な、20代に是非ともしておいた方が良い17個の事柄について教えてくれます。
若いから、人生を失敗したくないと考えつつ、じゃあ何をどうすれば人生を謳歌できるのか迷ってしまう。足を止めて考えては見るものの、行動して得た経験値が少ないから、なかなか答えなんか出てこない。
そんな時に、一つの指南書として役に立つ本かと思います。
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20代にしておきたい17のこと
1) 人生最大の失敗をする
2) 大好きなことを見つける
3) 一流のものに触れる
4) 人生を100%楽しむ
5) 死ぬほどの恋をする
6) 一生付き合える親友を見つける
7) 両親と和解する
8) 自分のルーツを知る
9) 才能のかたちを知る
10) 専門分野を持つ
11) メンターを探す
12) 人生が変わる本と出会う
13) 質問力を鍛える
14) お金と時間の管理を学ぶ
15) 没頭できる趣味を持つ
16) 異文化に触れる旅にでる
17) 運について学ぶ
この中でも、私が特に印象を受けた項目3つについて話そうと思います。
1.人生最大の失敗をする
20代に失敗するメリットは、大きく3つある。
一つに、時間が残っている事。
一つに、立ち直れる事。
最後の一つに、吸収できる事、
若いからこそ、失敗したとしてもやり直しが出来る。そのための時間は、これからいくらでもある。
また、背負う物も失う物も少ないのは、生きた時間が短い若いうちだからこそ。
だからこそ、立ち直る事が簡単だ。
そして、若いからこそ失敗から学んで、次に活かす事ができる。
これらは歳を重ねれば重ねるほどに難しくなっていく。
「人生で一番若い日は、今日だ。始めるなら、若いうちに始めよう。」
2.一流のものに触れる
人は、自分の周りの影響を受け続ける。これは自分が意識するしないを関係なしに、そういうものだと決まっている。エネルギーはもらい続けるのだ。
だから自分がどういう人間になりたいかを考えるとき、同時に「どういう人間と付き合って行きたいか、どういう物に囲まれていたいか」を考える事も、とても重要だと思う。
友人・親友・メンター・そして一流と呼ばれる人や物。
こういう物を、若いうちから意識して生きていると、人生において財産と呼べる物が多く手に入るようになると思うのです。
3.才能のかたちを知る
若いうちから、自分の才能に気づいている人は少ないと思う。そんな物が自分にあるかどうかも疑わしいのが、20代だ。
それは何故か?
それは、経験が少ないからだ。
今までの自分の人生における「成功体験」と呼べる物が少ないから、自分の才能がわからない。だから、いろんな事に自分から足を突っ込んで、経験していくべきだと思う。好き嫌いの判断は、それからつけていくんでも遅くはないさ。
変に大人ぶって、悟ったように振舞うのではなくて、まずは体験してみる。そしたら、好きな物は好き、嫌いな物は嫌いと、肌で感じていく事が大切。
そしてその中から、自分の人生における使命だと思えるような、「身が焦がれる程の情熱を注いで、引きちぎれる程努力したい」と思える事が見つければいい。それが、自分の向き不向きを見極めるコツだと思う。
ただし、正しいか間違いかで判断をしてはいけない。
自分に対して、それは可能性を狭めてしまう。
そして他人に対しては、それはアドバイスや助けにはならない。
何故なら、その判断はその人がするべきものであって、貴方が決める事ではない。
10人いれば10個の真実が存在するのですから。
全部で200ページ程の薄い文庫本です。
是非手に取って、気軽な気持ちで読み始めてみてください。
意外とのめり込んで、気持ちの高揚を感じられますよ♪
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