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ブログを書き続けるために必要な"ネタを活かす心"と"ネタを育てる仕組み"について。
2012.02/07 (Tue)
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こうやってブログを日々更新していると、もちろん「どんなこと書こうかなぁ」と迷うときがあります。
そして、更新をサボってしまったり、「今日は無理だー!」と投げてしまったり。
それでも2日間も更新がなかったりすると、さすがに焦りもでてきて「なんとか1つでも記事をかかなくちゃ!」と奮い立たせているわけです。
でもこれって、やっぱり自分に問題がある。
原因は、「ネタを自分で殺している」ことと、「ネタを育てる仕組み」ができていないことだったりするんです。
それを、ちゃんと治していかないと、ブログは続けられない。根性論だけではなかなかブログは続けていけないんです。このあたりが、私もまだまだブロガーとしては半人前だなぁ。

さて、私に必要なのは、先述した通りの2点。
「ネタを活かす」ことと、「ネタを育てる仕組み」をつくること。前者は私の心の問題で、後者はテクニック的な問題です。
これらについて、私に一石を投じたできごとをご紹介します。
■ネタを自分で活かしていく

「当たり前」を「当たり前」と思わないことから、ブログの執筆は始まる。
これは頭で分かってはいるのですが、なかなかどうして、たまにキーボードが進まないことがあります。
そんなとき、またもや「ホームページを作る人のネタ帳」の@yamada_ntさんに刺激をいただきました。
ブログにおける最高の戦術は生き残った者によって伝わっていく*ホームページを作る人のネタ帳 |
そうだよね。そうなんですよね。
モノの価値がなにか、それを自分で理解してるから、発信しようと思う。逆に、価値が少しでもあると思うものはバンバン書いていくべきなんですよ。
そのモノは万人にとって価値のあるものではない。それが普通のことです。
でも、自分が価値があると思ったなら、世界中にひとりぐらいは同じように「価値がある」と感じる人がいるはずなんです。
例えばこの記事だって、多くの人にとっては「当たり前」に聞こえる記事なんだと思います。でも、私はネタ帳さんの記事を読んでハッと気づかされた。
それが価値であり、人に伝えたいと思える情報なんです。
書かない人が言うネタが無いっていう言葉は、ほぼ100%情報の価値が全くわからないっていう事なんです。
情報の価値が全くわからないから、調べたり検索することも出来なければ、発見しても紹介できないんです。つまり、情報にはどういう価値があるのかというのを学ぶ必要があるって事なんだけど、これが最もわかりやすく勉強できるのが、書くことなんですよね。
■ネタを育てる仕組みをつくる

私の今の執筆スタイルは、お世辞にも褒められたものではありません。というのも、一気書きが多すぎるw
ネタのアイデアだけは、思いついた端にEvernoteに突っ込んでます。で、そのアイデアを一気に記事にまで仕上げようとしています。
これでは冒頭に話したとおり「今日は無理だー」と投げ出してしまっても仕方ない。やる気やモチベーション・気分にかなり揺さぶられてしまう。また、急なスケジュールで時間が取れなくなったりすると、それだけでブログ執筆が困難になるのです。
そうじゃなくて、ちゃんと「アイデア→ネタ→執筆→推敲」というステップを一段ずつ登るようにしないと。
そのためにまず、カタチから入る私。そして、できるなら使い慣れているEvernoteを使いたい。
そこで参考にしたのはこちら。
ただの記憶の保管庫ではない!Evernoteを使って新しいアイデアを産み出す方法 - このまま一生β版 |
同期速度に定評のないAwesomeNoteを使用した、ネタの育成方法です。それぞれ「アイデア」「ネタ」「執筆」「推敲」とノートブックを作成し、すこしずつ育てていくのです。
ネタのテーマなどはタグで管理し、執筆したいかどうかは星マークをつけます。
この方法を試してみて微調整を繰り返していこうと思います。
これもかなり思いつきで書いた記事です。たまにはこんな記事もいいかなぁって思ったのでw
「ネタを育てる」というテクニックについては、もう少し自分なりに工夫を凝らしてみようと思います。
それがカタチになったころ、またご紹介しようと思いますよ♪それでは!
from your @bamka_t
-P.S-
今まで「iPhoneで記事を書くなんてメンドクサくてイヤだ~!」って思ってました。だってキーボードで書いたほうが断然速いですし。
でも、ネタを育てていくためにはiPhoneを使って「スキマ時間」を利用しなくちゃいけませんね。
食わず嫌いはいけないものです。努力しなくては。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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【書感】ブログを自分色に染める!! 自身をブランディングするという考え方!!
2011.09/05 (Mon)
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これは、@OZPAさんがご自身のブログ「OZPAの表4」を人気ブログに成長させるまでの過程を描いた、母子手帳のような本である。
ちょっと成長が早すぎて、生後半年で25万PV達成なんて偉業を成し遂げた、神童的ブログなわけですが。それもこれも全て、親であるOZPAさんが手塩にかけて育ててきたからこそ。
成長をさせるために必要なコツについても、いろいろ書かれているのですが。今回は超個性派・特徴的フレンドリーな文体を書くOZPAさんの「セルフブランディング」について。

■書けばその色に染まる、OZPAさんの文章
@OZPAさんの文体って気が楽なんですよね。ご本人曰く、メッチャふざけてるって言ってますけど、適当なことを言っているわけでは決してない。きっと、真面目なことを真面目な顔して言えない、恥ずかしがり屋なんですね!! 直接お会いしたことないですが。あぁ。。一度でいいからお目にかかってみたい。いや、一度と言わず2度3度。
でも、それが不思議と惹き込まれていくんです。
型破りだと思う。
だって、本を出版して、そのタイトルが「あっという間に月25万PVをかせぐ人気ブログのつくり方」なんて、いかにも方法論が満載のカッコイイ内容だと思うじゃないですか。
でも中身を読んでビックリですよ。堅苦しい表現なんて、ホント少ないんです。語尾は「ですます」で締めてはいるんですけど、普通に話している感じ。それも親しい友人に話すみたいで。
ブログを始めた経緯のくだりなんか、「エロアプリを探してます宣言」でしかありません。いや、他にも話してましたが、インパクトが強すぎました。
でも、それがいわゆる「OZPAさんらしさ」、つまり「セルフブランディング」って事なんです。
自分を着飾ったり、かっこ良くみせようとしない。ありのままの自分。ハダカのOZPA様。
その洋服を脱ぐまでには、いろいろと思うところがあったようです。その話を聞いて、「セルフブランディング」について気づかされた私でありました。
■セルフブランディング
世はまさに、大ブログ時代!! って、言っていいぐらいブログが日常的に溶け込んでるいま。他のブログと自分のブログ、なにが違うんじゃ?ってのがないと、なかなか目を向けてもらえない。高校までは誰からも慕われる人気生徒が、大学行ったらサッパリ目立たずって感じです。
だけど、自分をねじ曲げてまで目立とうとすると、疲ればかりが溜まってしまって続かない。
そこでOZPA氏は言います。
自分にできること、自分にしかできないこと、
自分のテイストで表現して、ユニークに暮らしちゃおう。
自分には自分の色がある。OZPA氏はそれを良く把握していらっしゃるのだと思う。だって、こんなにも砕けた話ぶりをできる人、そうそういませんもん。でも、それが「自分テイスト」。
その「自分テイスト」を見つけるにあたって、OZPA氏がやったこと。それは、「数をこなして見つける」ことと「自分ルールをぶっ壊す」ってこと。この2点だったようです。
■数をこなして自分を知る
自分を表現できる文体をみつけるには、多くの記事をバンバン書いていくっきゃない。書いては読みなおして、書いては読みなおして。そうやって見つめ直すことで、「これは違う。」「こう表現したほうがオレらしい」と分かってくる。
文章で自分色をだすって、話しをすることなんかよりよっぽど難しいんです。一朝一夕じゃできないから、甲子園球児が素振りをするが如く、書きまくるっきゃない。それで初めて、型ってのができるわけです。
■自分ルールをぶっ壊す
人って知ってか知らずか、気づかないうちに「自分ルール」を作っちゃう。「こうあるべき、こうするべき」が頭ン中にあって、そこから抜け出せない。カッチコチ。
OZPA氏にもあったようです。
こういったライトな記事をこれまで書いていなかったのは、「このブログには、しっかりと練りこんだ記事や、きちんと下調べをした文章を差し入れるべきである。」と強く思っていたからです。
~中略~
しかし、よく考えてみると、そんなこと、誰からもお願いされていません。このブログにはしっかりと練りこんだ文章以外アップしてはいけない――こんな固定観念を捨て去るのには、時間がかかりました。
きっとご本人も、自分がいつ・どこでこのルールを作ったのかは分からない。けれどもいつからかできあがってしまった「自分ルール」。それを打ち破ったのが、今のくだけたOZPA様です。
「ブログなんて何を書いても良いのだから、もっと自由にやろう」と意識をシフトできたからこそ、羽を伸ばしきって羽ばたいているOZPAさんがいらっしゃるのですね。きっと今では、羽のたたみ方は忘れてしまっているかも(笑) でも、それぐらいのびのびやっているのが、読み手にも伝わってくるのがOZPAさんの文章です。
本書を読んで思ったこと。それは、「タイトルはこうあるべき!!」「文章の構成はこう!!」って、あんまり考えすぎないほうがいいのかなって。
いや、たしかに、人を惹きつける文章・人が読みやすい文章を書くのも、ブロガーとして必要な技量だと思います。ないがしろになんかできません。
ですが、そうすることで「埋もれてしまう」「自分のテイストが伝わらない」「ルールを破れない」っていうんじゃ、もったいない気がするのですよ。
技術はもちろん学ぶ。しかし、その技術を活かすための土台となる「ブログと文章を自分テイストに染め上げる」ってのが、まずはブログを書くうえで大切なんじゃないかな。
最後になりましたが。OZPA様。失礼な言い回しが多々あった事をお詫び申し上げます。すみませんでした!!
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最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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僕が考えるすごいブロガーとは! トラックバック→「私が考えるすごいブロガーとは」
2011.01/13 (Thu)
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Twitterアカウント:@yamada_nt さんの記事を読んで、とても感銘を受けたんだ。
僕もブロガーのはしくれ、物書きとして活動してる。
そんな中で出会ったこのブログ記事は、「Blogってこれが大事だよね!」を改めて認識できた。
それがなんだか、読んでいて嬉しかったんだ。
そう感動しつつ、自分が理想とするブロガーの姿も考えたくなったので、今日はそれについて話をしよう。
↓トラックバック元:@yamada_nt さんの記事
まなめさんの記事みて思った事を少々。私の考える凄いブロガーとは: 304 Not Modified1.ある程度、更新を続けることでそのブログの得意分野を覚えてもらっていること(軸の共有知化)2.その得意分野が話題になったとき、そのブログを訪問する人がいること(期待を抱かれる)3.訪問した際に、その人が望むものが存在すること(期待に応える)そうだなぁ。私が考える凄いブロガーってなんだろうなと考えてみた。...
私が考えるすごいブロガーとは
~僕が考える凄いブロガー~
僕が考える凄いブロガーとは、
1.ストーリーテラーである人。
2.エンターテイナーである人。
この2点に尽きると思う!
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*ブログとは何か
そもそもブログの特徴とは何だと思う?
僕は、「for 誰か」である事だと思う。
つまり、決して「for 自分」ではないと言う事。
ブログは誰かに向けて発信する物だ。
自分に向けて発信するなら、他に便利なツールはいっぱいあるからね。
例えば、日記・手帳。ネットを使うなら、evernoteなんかを僕は利用してる。
何故これらのツールを使うかと言えば、偏に便利だから。
自分に向けて発信する=未来の自分への手紙だと言う認識から、
「未来の自分が探す手間を極力省いてやる」ってのが、今日の自分にできる事だと思うんだよ。
そうすると、やはりBlogは他人への発信のツールなんだと思う。
ネットと言う情報の海があって、今では老若男女が毎日航海に出る。
世はまさに大航海時代。
そんな時代で重要なのは、情報の質なんだ。
情報の質を決めるのは、「リアルな情報」かどうか。
結局、友達の友達から聞いた話のだいたいは不過足があるもの。
重要なのは、語り部本人が体験し、失敗や成功を経て、学びとなった情報である事。
そういう意味で、ブロガーは情報発信の重要な担い手である!と考えてるよ。
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*心・技・体
一流となるためには、よく心技体の三位一体の姿勢が大事だと言われている。
よくアスリートに言われるけども。
なにもアスリートにとってだけ重要な要素じゃあないよね。
じゃあ、語り部としての心技体とはなんだろう?
-心-
これは偏に、奉仕の気持ちだと思う。
何かしたから、何かしてもらいたいとか、そういう気持ちじゃないんだ。
ただただ単純に、役に立ちたいとか助けになりたいって気持ちが大切。
そういう人の記事は、とても受け入れやすいものになるんだ。
-技-
いわゆるスキル。伝える為の技術だね。
簡潔でスッキリ。
情報が過多にならず、
かといって不足もない。
記事の一つが物語になっていて、読み手を引き込む力がある。
文字を読むのって、意外と時間もかかるし体力も使うもんだよ。
だから、読者に対して気を配った文章が理想なんじゃないかな。
-体-
「体力」とは受け取らずに、「体験」と読もう。
つまり、生の情報、生きた言葉かどうかって事。
情報を垂れ流すだけなら誰でもできるよ。
それこそTwitterでRetweetばかりするようなもの。
それが必要な時もあるけど、それはブログに求められる事ではないんじゃないか。
情報は生き物だから、熟成させるべきなんだ。
そこに人それぞれの解釈が入り、考え方が映し出されるからこそ、読むのが面白いんだ。
読み手は、ブログにワクワクを求めてるんだよ!
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*凄いブロガーの条件
心技体を踏まえてつつ、凄いブロガーとは何かを考えると、冒頭の言葉がとてもしっくりくるんだ。
つまり、
ストーリーテラーである人。
そして、
エンターテイナーである人。
一つの事柄について、自分の物語で語り、自分の中にスッと落ちてくるように伝わる語り口。
これが出来ると、ホント凄いと思ってしまう。
自分の体験に基づいて話されたブログは、やはり説得力があるもんね。
だから僕は、物を買う時にレビューをよく参照してる。
加えて、シンプルで読み易く、詰め込みすぎず、足りなさ過ぎない内容の話。
これは、誰に向けての物語かが明確だからできるんだと思う。
焦点を当てての話だからスッと落ちていくんだ。
後はやはり、エンターテイナー性があるブロガー。
人に楽しみを与えるって、並大抵じゃあない。
またリアルならともかく、Blogと言う限られた中でそれはとっても難しい。
・・・経験談です。
だから、読んでワクワクし、気持ちが高揚する様な文章を書く人に、とても憧れてる!
歴史を遡れば、語り部が各地を転々としつつ物語を伝承していった。
ブロガーの重要な役割として、現代の琵琶法師になる事が求められているんじゃないかな。
