旧:あなたのスイッチを押すブログ
HOME » Tag : 営業術
自分がされて嫌なことをするな!! 自分がされて嬉しいこともするな!!
2011.08/23 (Tue)
重要なお知らせ
-
ブログ移転のお知らせ!
▼当ブログは移転しました!新しいサイトは以下となります!!
http://bamka.info
▼お手数おかけしますが、RSSの再登録もお願いします!!
http://feeds.feedburner.com/bamka
でも、最近気づいたことがもう一つ。
「自分がされて嬉しいことも、人に対してはしてはいけない!!」
ちょっと意外かもしれないけれど、これも事実だと思うんだ。

■自分がされて嬉しいことが、他人にとっても嬉しいとは限らない!!
自分がされて嬉しいことを、人に対してしてはいけない大きな理由。それは単純で、自分が嬉しいことと他人が嬉しいことが違うってことなんだ。
例えば単純な話、プレゼントをあげることを考えてみよう。誰かの誕生日プレゼントを考える時、自分がもらって嬉しいものを買う?? きっとそうじゃなくて、「あの人はなにをもらったら喜んでくれるかなぁ??」って考えると思うんだ。
「自分がされて嬉しい」は、結局自分の自己満足にしかならない。それをすることで、あたかも「自分はその人のために何かをしてあげた」と思いたいだけなんじゃないかな。
でもホントは、「相手のために何ができるのか」を考えるのがめんどくさくて、考えるのをやめてしまった。これが正直な本音なんだと思う。
■他人がされて嬉しいこと。
じゃあ「他人がされて嬉しいこと」ってなんだろう?それは、自分の立場で考えるんじゃなく、相手の立場になって考えないと、答えはでない。
「あの人は、なにをされたら喜ぶだろう??」
この問いは、相手によってまったく違う。一人一人違うから、一人一人の立場で考えなくちゃいけない。だからめんどくさくて、「自分がされて嬉しいこと」に安易に逃げてしまいがち。
でも、本気で相手のためを想うなら、相手の立場でものごとを見る必要があるんだ。
こう言うと難しそうだけど、あんまり深く考える必要もないと思うよ。「あの人の好物はなにか?」とか「あの人の趣味はなんだろうか?」とか、簡単なステップから入るんでいいと思う。
でも、そう考えるなら、自ずと必要になることが2点ある。「相手のためにできること」を考えるためには、「相手のことについて知らなくちゃいけない」ってことと、「どんなことをしてあげられるか?」ってことなんだ。
■相手のことを知る。そして、いろんな提案をしてあげる。
相手のために何かをしたい!! そう思ったら、相手のことを知る努力が必要になる。そのためには自分が相手に対して興味を持って接して、いろいろ質問しなくちゃね。
そして、相手のことを知るだけじゃ足りなくて、相手のためにできることをしなくちゃいけない。
「相手の為にできること=自分のしたいこと」とはならないかもしれない。だから、普段の生活の中で、自分のやりたいことだけをしていては、相手のために良い提案はしてあげられない。そういう意味で、自分の興味を逸脱した視野を持つことが大切なんだと思う。
例えば食事に誘うとき。今まで自分の好きな物ばかり食べてきたら、相手の好みに合わせた提案ができない。自分はトンカツの美味しい店ばっかり探して食べてきたけど、相手は脂っこい物が好きじゃないかもしれない。トンカツが好きな人に対しては対応できるけど、そうじゃない人にはもうお手上げになってしまう。
だからこそ、普段から自分の興味以外の料理・お店を開拓することが大切。視野を広げた経験をすることが大切なんだ。
経験が大切だって言う理由がある。それはつまり、自分が食べていない料理を勧めちゃいけないってこと。「だれだれさんが美味しいって言ってましたよ!!」って言葉ほど信用のない言葉もないからね。やっぱり自分が食べて、経験したことじゃあないと、相手の心を揺さぶるほどの感情は自分の口から出てこない。
相手のためにできることを考えるために、相手のことを知ること。
相手のためにできることを行うために、自分が数多くの経験をして、多くの提案をしてあげること。
この2つが、相手のために気を配るために必要なことなんだ。
今日話した内容は、身近な恩師と話していて気づかされたことなんだ。
この恩師は口をすっぱくして言う。「気遣いと気配りは違う」「人には気を配るべきだ。そうすれば、他人がみる自分への視線が変わる」と。
自分は結構、自分の殻に閉じこもってしまいがち。自分の好きなこと・やりたいことばかりを求めてしまう。それ事態を悪く思うこともないし、恩師もそれを咎めることはない。
けれど、「これからお前が成長するためには、自分の視野を広げることが不可欠だ。狭い世界ばかり見ていては、もったいない。」と教わった。視野を広げるために、数多くの経験はしておくべきであとオレも思う。失敗したことも、それ自体を良い経験にして、笑いに変えられれば尚良しだ。
怖がってばかりいないで、新しいことに目を向けることが大切。そうすることで、「相手のためにできる気配り」ができ、初めて本当のコミュニケーションが取れるのかもしれないね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
もしこの記事を気に入っていただけたら、シェアをして頂けると嬉しいです。
なぜ人は買い物をするのか?
2011.02/05 (Sat)
重要なお知らせ
-
ブログ移転のお知らせ!
▼当ブログは移転しました!新しいサイトは以下となります!!
http://bamka.info
▼お手数おかけしますが、RSSの再登録もお願いします!!
http://feeds.feedburner.com/bamka
なぜ人は物を買うんだろうね?
ちょっと立ち止まって考えた事はあるだろうか。
その答えが分かると、
人に何かを与えようとするときに、今までと少し違ったアプローチをするようになる。

商売の秘訣とはなんだと思う?
それは「他ではやっていない商品・サービス」とか、「画期的で素晴らしい製品の開発をする」とか。
そう言うコトが真っ先に思いつきそうだよね。
確かに、良い商品は黙ってても売れるのかもしれない。
顧客が顧客を呼ぶ、顧客の連鎖だって起こりやすいのかもね。
でも、
目を向けるべきはそのもう少し手前、奥底のにあるんだ。
自分が何か物を買うとき、無意識でも意識的にでも必ず考えてる事がある。
また、それを買おうかどうしようか迷った時も、こうやって考えてるんじゃない?
つまり・・・
「お金を払うだけの価値があるだろうか…」と。
お客はもちろん商品を買う。つまり物を買う。
でも、何故そのお客さんはそれを買ったのだろう?
きっと、その物を使って手に入れたい物があるからだ。
「便利さ」「安心」「休息」「生産性」「ストレス解消」「節約」「時間」・・・
スターバックスのコーヒーを飲むのは、ただ単純にコーヒーを飲みたいからじゃないでしょう。
美味しいコーヒーを飲みたい。それによって安心や休息を手に入れたいからかもしれない。
気持ちのいい空間・店員の対応を感じて、ストレスを解消したいかもしれない。
集中出来る空間と時間が欲しいからかもしれない。
つまり、人は物自体が欲しいんじゃない。
人それぞれではあるけれど、その先の欲求を満たそうとしてるんだ。
では、これを踏まえて逆の立場で、
つまり提供する側の立場で考えたら、いったい何が見えてくるだろう。
自分が与えようとしているサービスは、
自分よがりに素晴らしいと思い込んでいないだろうか?
お金を払う価値があると他人が認めてくれるだろうか?
そして、人のどんな欲求に応えてくれるだろうか?
