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シチュエーション別メモ術。閃きを殺さず活かすために、私が行なっている方法。
2012.07/27 (Fri)
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(Photo: [http://www.flickr.com/photos/dkuropatwa/4554087615/{If all your kids learn to do is read and write By dkuropatwa}])
ごきげんよう。ばんか(@bamka_t)です。
たまにご質問を頂きます。「ネタはどうやって作っているのですか?」と。
この質問に対する回答はいろいろできるのですが、重要な点のみをお話しすれば「常にInputを絶やさない」ということです。
日々の思いつきが、そのままブログの記事になることは珍しいことではありません。とても単純なワンフレーズからでも、一本の記事ができあがる。
ですのでネタは、作ることが重要なのではなく、いかに殺さないかが大切です。つまり、思いつきをメモする力です。
アイデアは、いつ訪れるか分かりません。ですので、いつでもどこでも、自分の頭の中をメモできる環境を整えておくことが、ネタを殺さない第一歩です。
そこで今回は、私が行なっているメモ術を、状況別にしてご紹介しようと思います。では、参りましょう。
■保存先はすべてEvernote
メモ術をお話しする前に、メモをした先の保存場所についてカンタンにお話しします。
私は、どんなカタチのメモであれ、最終的にはすべてEvernoteに集約されるようにしています。それが例え紙のメモであったとしても、写真に撮ってEvernoteに送ります。
避けるべきは、メモがどこかへ行ってしまうこと。そのために、自分が作ったメモは、どこか一箇所にまとめるべきです。
それは、決してEvernoteである必要はありませんが、自分なりの仕組みを作っておく必要はあります。
■状況別メモ術
では、ここから状況に分けて、私がどうやってメモを取っているかお話しします。
歩いてるとき
外出先でメモをするとき。特に歩いているときはアイデアが浮かびやすい気がします。
そんな時はiPhoneでメモします。幸い、私がiPhoneを手放している状況は、限りなくゼロに近いので。
アプリは「EverGear」を愛用中。テキストでも写真でも、このアプリ一本でできてしまうので重宝しています。
「小さいメモ帳を持ち歩く」という手段もありますが、私はやりません。メモ帳を取り出すのが手間で面倒なのです。ポケットに入れておくという手もありますが、あいにく私のポケットは財布とiPhoneとタバコでいっぱいなのです。
本を読んでるとき
本を読むときは、iPhoneとメモ帳を必ず手元に置いておきます。
本の中身に感銘を受けたら、その引用部分を写真に撮ってEvernoteに送ります。使うアプリは「読取ゾウ」。これはEvernote専用のスキャナアプリで、写真の好きな部分だけ切り取れるので便利です。
iPhoneとメモ帳の使い分けは、そのときの気分です。手書きをしたい時もあれば、iPhoneでサクッと書いてしまいたい時もある。自分にとってストレスのない方法を取ります。
参考リンク:読んだ本を無駄にしないためのEvernote活用術。それも、面倒くさくない方法でね。
パソコン(Mac)
パソコンでの作業中で、”すぐにメモできる状況” を完備している人は、意外と少ないのではないでしょうか。
「メモアプリを起動して、新規作成して、メモを取る」。これが一般的な気がしますが、私にとっては遅いです。
私が思う一番速いであろう方法は、「ATOKPad」を利用することです。
当アプリは、Optionキーを二回タップするだけで起動。「Command+N」で新規ノートを作成できます。コレ以上に速い方法はありません。
また、この方法の強みは、トラックパッドに手を移動させなくて良い点です。パソコンでどんな作業をしていようとも、一瞬でメモを取ることができます。
Evernoteとの同期もできる上に、アプリは無料。インストールしても、決して損はありませんよ。
シャワー・風呂
これが個人的に一番難しい。
なんせ、裸ですから。何も持っていないこの状況が、一番つらい。
ベストなのは、アイデアを思いついたらすぐにシャワーから出てしまうことでしょう。これもたまにやります。
ですが、それができない場合もあります。頭を洗っていたり、もしくは外の銭湯に行っていた場合です。
そんなときは、他のことを極力考えないようにします。思いついたアイデアに集中し、それ以外をシャットダウンする努力をします。
人間が一度に覚えられる事柄は、10個にも満たないと言われています。ですので、あれやこれやと考えてしまうと、アイデアをすぐになくしてしまうのです。
トイレ
汚い話で大変恐縮ですが、iPhoneでメモするようにしています。
トイレでiPhoneをいじるわけではありません。が、いざというときのために、トイレにiPhoneは持ち込んでいます。
食事中
人との食事中に携帯をいじることは基本しません。
一人であれば別です。また、飲み会や、気の知れた仲間とのラフな食事であれば、iPhoneを取り出し、その場でメモをすることもあります。
ですが、人との食事の際に、いきなりiPhoneを取り出していじることは控えています。
ではどうするか。それは、「相手に一声かける」です。「メモをしたいので、少し失礼します」と断りを入れる。
もしくはトイレに立って、トイレで軽くメモを取るようにします。
電話中
長い電話のときは、両手が使える状態を作るようにします。iPhoneであれば、純正のイヤホンを使用しますね。
メモはパソコンで行うことが多いです。もしパソコンがなければ、メモ帳を添えて電話にのぞむようにします。
会話、セミナー
ケータイをいじるのが、相手に不快感を与える可能性があります。ですので、手軽なメモ帳を使うのがベターでしょう。
私の場合、小さなメモ帳を持ち歩いてはいないので、こういう場合には不便です。
その時は先ほどの食事と同じで、先に断りをいれておきます。「メモをしたいので、iPhoneを手元に置いておいてよろしいですか」と一声かけておけば、悪い印象は与えないでしょう。
セミナーの場合はパソコンを開いている状態が多いので、パソコンでメモを取るようにします。
■使用ツール
▼iPhoneからEvernoteへのメモは、だいたいコレ一本です。起動の速さも申し分なく、テキスト・位置情報・写真を残せるので重宝します。


カテゴリ: 仕事効率化, ビジネス
販売元: Lakesoft - Hiroshi Hashiguchi(サイズ: 4 MB)
全てのバージョンの評価:




参考リンク:「EverGear」を愛用する5+1つの理由。iPhoneからEvernoteへのメモはコレ一本。
▼読書のさい、本文を撮影したい時はコレ。Evernote専用のスキャナーアプリです。


カテゴリ: 仕事効率化, ビジネス
販売元: Zenon co.,ltd. - Zenon co.,ltd.(サイズ: 1.5 MB)
全てのバージョンの評価:




参考リンク:こんなアプリを待ち焦がれていた。Evernote専用のスキャナーアプリ「読取ゾウ」がスピーディでGood。
▼Macでのメモは「ATOK Pad」がオススメ。Optionキーを2度押せば起動する、その機動性の高さが良いです。


カテゴリ: 仕事効率化, ビジネス
販売元: JUSTSYSTEMS CORPORATION - JustSystems Corporation(サイズ: 1.9 MB)
全てのバージョンの評価:




■参考リンク
今回のネタ元は、@rashita2さん著の「ハイブリッド発想術」。ここから得たアイデアでした。
アイデアを逃さず殺さず、どうやって生かしたら(活かしたら)いいか。その心得から具体的な方策まで、とても丁寧に解説されています。
「アイデアが浮かばない」「ブログのネタに困ることがある」と悩まれている方には、オススメの一冊ですよ。
■あとがき:人との場面では注意しましょう
いかがでしょうか。いろいろ書きましたが、つまりは「逃さずにメモする環境を常に作っておきましょう」ということです。
あと、自分一人の場面であれば問題ないのですが、人と接触しているときのメモは、いくらか気を配った方がいいです。特にiPhoneなどの電子デバイスを利用するときは。
人がなにかに不快感を覚えるのは、相手の目的が見えないときです。ですので、iPhoneを使用する目的(ここで言えばメモがしたい)を、最初に伝えておいた方がいいですね。
それでは。
from your @bamka_t
■関連エントリー
◇ブログを書き続けるために必要な3つのコツ。記事の育て方・記事の型・効率化ツールの話。
◇ブログネタにお困りの方へ。アイデア創出に困ったときに私が実践している5つの視点。
◇ブログという料理のレシピ。アイデアは食材、メモは保冷剤、ノートは前処理、Evernoteは冷蔵庫。そしてブログは料理である。
メモとはトリガーである。その場ですべてを記録する必要はないのであって、メモることを諦めてはいけない。
2012.02/21 (Tue)
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・・・というか、その手間がめんどくさい。思いついた端に、すべてを記録するのは難しいよ。
そう思って、めんどくさがって、メモを取ることを渋っている自分がいました。
でもそれは、「メモを取る」という行為に対する、私の認識に誤りでした。
というのも、メモとは「記録」ではなく、あくまで「メモ」。つまり、「記録」するためのトリガーであり、キッカケであればいいのです。

■メモとはトリガー。記録が目的ではない。
メモとはそもそも「思いだすためのトリガー」なのです。ですから、その瞬間にすべてを記録する必要はありません。
このことに気がついたときに、メモに対する姿勢が変わりました。
今までの私は、思いついたことすべてを記録しようとするあまり、メモを取るという行為自体がめんどくさくて仕方ありませんでした。
私がメモを取るときは、ほとんどiPhoneです。FastEverを使って文章を打っていき、それをEvernoteへ保存する。これが基本のスタンスです。
しかし慣れとは怖いもので、その速さに慣れてしまうと、iPhoneのすべての挙動が遅く、そして億劫に感じ始めてしまいます。
メモを取ろう!→iPhone起動→ロック解除→アプリを起動→メモを開始・・・キーボードをポチポチ。
この工程を行えば行うほど、その遅さが目につくようになり、次第に「まぁ、いいか」と思い始めてしまう。
しかし、メモを取ることにブレーキをかけていたのはiPhoneではありませんでした。
ブレーキは私自身。
メモを取るたび、「メモを取る」という行為のハードルを自分で上げていたようです。「あれも書かなきゃ。読み返しやすいように、キレイに書かきゃ。」こんな思考回路。
ですが、メモはそこで完結するわけではなく、そのメモをトリガーにして次のアイデアを発信することが目的なのです。ここを履き違えていました。
別に単語の羅列でもいいんです。トリガーですから。
人の記憶を過大評価してもいけませんが、過小評価するほどでもありません。意外と覚えているものです。
しかし、ここにコツがあって、ゼロから思いだすのは相当困難であり、逆に1でも2でもキッカケがあれば意外と思い出せるもの。
頭の中って不思議なものですね。
from your @bamka_t
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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